一部漫画で喫煙描写6% 厚労省研究班「影響心配」
主要な少年漫画5誌に登場した喫煙シーンは、ページ換算で全体の0・38%で、喫煙の描写が1カ所でもある作品では平均6・4%に上るとする調査結果を、厚生労働省研究班が14日までにまとめた。
主任研究者の尾崎米厚鳥取大助教授(環境予防医学)は「少年がよく読む漫画誌に、かなりの喫煙場面があり、影響が心配される。未成年の喫煙との関連を調べたい」としている。
調査したのは週刊少年ジャンプ(集英社)、週刊少年マガジン、コミックボンボン(講談社)、週刊少年サンデー、コロコロコミック(小学館)。1994-2002年の偶数年、5年分を検索した。
【共同通信】
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