子ども連れ帰りは「拉致」 米下院、日本非難の決議【ワシントン共同】米下院本会議は29日、国際結婚が破綻した夫婦の一方が無断で子どもを日本に連れ帰る事例を「拉致」と非難し、日本政府に対して国際的な親権問題に対処する「ハーグ条約」の早期批准など善処を求める決議案を416対1の圧倒的賛成多数で採択した。 決議は、1994年以降、米国籍の子ども300人が不当に日本に連れ去られ、残された親は面会などの権利を奪われたと指摘。条約批准と同時に、既に日本にいる子どもの迅速な返還や面会などの権利保護を求めた。 日本政府は来年にも条約を批准する方針。 【共同通信】
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