2011年2月4日21時54分
前原誠司外相は4日の衆院予算委員会で、環太平洋経済連携協定(TPP)への参加について「入るなら日本にプラスでなければならない。(米国に)押し込まれてやるものではない」と語った。
前原氏は「予算委では『TPPは米国に言われてやらざるをえない』という米国脅威論が強いが、認識不足だ」と指摘。「私の知る限り、米国から(参加要請を)言ってきたことは一回もない。それどころか、日本が色々な条件をつけるのなら、勘弁してほしいという慎重論が多い」と説明した。服部良一氏(社民)、石田祝稔氏(公明)の質問に答えた。