エスつまりセックスの欠けているスポーツマン。モテないスポーツマン。
スポーツマンといっても、イコールモテというわけではない。「ウザい・キモい・臭い」というなんかほかのカテゴリにも当てはまりそうな感想は体育会系にも当てはまるのである。つまりそれがポーツマンである。モテるかと思ってスポーツしてるのにモテないとしたら、モテないとわかってオタしてるオタクより悲惨である。それ故にポーツマンはオタクを近親を見るように、そして仙人を羨むように、憎んでいる。
モテないのにするスポーツ、それはオッサンが健康のためにするスポーツ、セックスとは無縁のスポーツ、すなわちポーツである。しかしポーツもオタ道と同様、そうそうやめることができない。ポーツをとったらただのマンだから、ますますモテなくなる。それがわかっていてポーツから足を洗うのは、さらなる修羅の道を選ぶに等しい。
ということを、だんごになって街中を歩いている体育会系男子大学生を見ながら思った。おまえら通行のおおいなる邪魔ですよ。