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奥山ドンプレin白峰 |
2010-11-08 Mon 05:30
昨日はトラスト地に本部から送られてきたクリを500キロ運びました。
運ぶ場所は過去にスギの人工林が植えられてしまっている場所の少し下のほうになります。 例年だと紅葉の時期は終わり、葉っぱも全部落ちていそうな?頃でしたが 今年は、本当に紅葉も遅く、まだまだ美しい景色が広がっていました。 総勢10名で360キロ運びあげるために山道を登りました。 男性陣は一袋17キロ入りを頑張って持ち上げてくださって・・ 感謝&尊敬でした。 人数がいないと本当に大変なことでした(^^; 女性陣も担げるだけ、持てるだけ持って登りました。 何度も繰り返し、クリとカキを運び上げることができました。 ※今回は人数があったので、やっとカキを運ぶことができましたが。 できれば、今からの時期はカキではなくドングリのみを運んであげたいと考えています。 平日など主に運んでいるのが女性であり重くなってしまうことと やはり雪が深いこの地ではドングリの脂肪が重要であると考えているからです。 [広告] VPS 本当に大変で息が上がるのですが・・ 周りの美しい景色に癒され また、仲間が沢山いることで頑張れたような気がします。 撮影:赤土 夏にナラ枯れ予防のために巻いたシートが クマが登ったためにはがれているよと顧問の先生に聞いていたので それが見たくて仕方なかったけれど ドングリ拾い&ドンプレ漬けの日々で 見に来られなかったのですが・・やっと見られました♪ 撮影:赤土 ミズナラやコナラなどは、カキや春のブナと違って クマが登った爪跡が残りにくいためわからないのですが こうやってシートを巻いたことで夏以降、彼らが登ったことが ハッキリわかりました(*^ー^*) 撮影:赤土 朝一番で乗り込んでクリを一人で運んでいた永井さんの話によると・・ 森の中からバキバキ音がしていたそうです。2回目に登ると遠くに離れて行ったらしく 姿は見えなくて残念に思ったそうですが・・存在を感じるだけでも素敵ですね。 あと・・登る途中や、良い置き場所を探している時に 見ていたのですが・・林床にはドングリがほとんど見つけられませんでした。 時間をかけたわけではないので確実とはいえませんが 1個も見つけられず悲しい気持ちになりました。 3年前に主原先生と調査に入った時 はるか頭上からミズナラのドングリが落ちてきて周りの植物にあたり そして、ポトっと林床に転がる音があちこちでしていたことを思い出していました。 クリやクルミのクマ棚しか見つけられず、 この地も彼らのエサ不足は深刻なのではないかと思いました。 先日調査した小松の里山に比べ 人間の目から見ると美しく紅葉した素晴らしい山に見えるけれど・・ 今年は生きにくい森なのかもしれないと思うと複雑な気持ちになりました。 人の手が入らずナラ枯れも無く、 原生的なミズナラの森が残っているこの森でさえ 冬を乗り越えるのは、かなり厳しいのだと思いました。 それでも、ここで生きているクマがいる・・ 彼らにささやかではありますがプレゼントを届けられて嬉しいです( ̄- ゚̄ ) 機会があれば、もう一度ココに届けたいですね。 ご協力してくださった皆さん、ドングリを送ってくださっている皆さん。 そして、全国で応援してくださっている皆さん、本当にありがとうございます。 もっともっと頑張りますね♪ ドンプレ総量:2707キロ |
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