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[地方]ニュース
五輪招致、賛否明言せず 広島市長選出馬の豊田氏
2011.2.20 02:30
広島市長選への立候補を表明して副市長を辞職した豊田麻子氏(44)が、19日会見を開き、2020年夏季五輪の招致について「ニュートラル(中立)な立場だ。24年、28年も視野に入れ、長いレンジで考えていきたい」と述べ、賛否を明言しなかった。当選した場合は、新たに関係者や市民による検討委員会を設けて判断するという。
豊田氏は「魅力を最大限に引き出し、元気な広島をつくりたい」と立候補への抱負を述べた上で、「高い技術力を持つ中小企業を応援するため、アジアや新興国への販路拡大などを支援する戦略チームをつくりたい」と、経済振興に力を入れる考えを示した。
秋葉忠利市長の市政運営については「平和市長会議の加盟都市が約10倍に増えた」と評価、平和行政を継承し発展させるとした。
ほかに立候補を表明しているのは、市民団体代表、呉羽山人氏(60)▽元市議、大原邦夫氏(61)▽市議、桑田恭子氏(49)▽建築コンサルタント、田中正之氏(51)▽元中央労働委員会事務局長、松井一実氏(58)-の無所属新人5人。
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