任期満了に伴う広島市長選(4月10日投開票)を巡って19日、民主、公明両党が相次いで会合を開き、対応を協議した。
民主党県連は南区で常任幹事会を開き、元副市長の豊田麻子氏(44)の支援を決めた。
三谷光男・県連代表は1月中旬ごろから、水面下で豊田氏と接触。今月14日に豊田氏が出馬を表明、15日に県選出の国会議員5人が都内で面談し、豊田氏は応援を求めた。豊田氏は幅広い支持を得るため、特定の政党や団体への公認や推薦を求めない考えだが、三谷代表は「私たちが(次期市長に)ふさわしいと思った候補が勝つことが第一」として支援を決めた。民主党と協調する連合広島は、豊田氏を応援する方針を決めている。
公明党県本部は、東区で幹事会を開いた。立候補者が掲げる政策などの評価や推薦依頼の有無も加味し、3月27日の告示日までに態度を固めるとした。斉藤鉄夫代表は、秋葉市長の12年間を「平和行政については、世界への発信と平和市長会議加盟都市の大幅増を率直に評価する。ただ、経済の基盤作りと地域活性化、県との連携は今一歩だった」と総評し、次期市長には「平和行政の更なる推進と経済活性化を、両輪として頑張ってもらいたい」と求めた。【寺岡俊、矢追健介】
毎日新聞 2011年2月20日 地方版