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パンダもつらいよ 上野へ過酷20時間移動

 明日21日に上野動物園(東京都台東区)に来園するジャイアントパンダのつがいは、生まれて初めての長旅をしてやってくる。中国名・比力(ビーリー=雄)と仙女(シィエンニュ=雌、ともに5歳)の2頭は同日未明、現在飼育されている四川省雅安市の施設を出発。成都まで陸路を移動後、飛行機で上海を経由して成田空港へ。上野には午後11時半ごろに到着する見込みだ。窮屈な輸送箱に入れられての移動は、載せ替えや手続きなどを含めて計20時間と、ほぼ1日がかり。人気者も楽じゃない?

 中国内陸部から東京・上野へ-。日の出前からパンダの大移動はスタートする。2頭は21日未明、特製の輸送箱に入れられて雅安市にある保護研究センターを出発。陸路約150キロ、トラックに揺られること約3時間で四川省の中心都市・成都に到着、空港で上海行き国内便に乗り換える。

 2頭が入る輸送箱は、鉄製のおりの内側に、さらに丸い穴を開けた鉄板で補強されたもので、縦180センチ、横120センチ、高さ110センチ。パンダがそのまま横になれる大きさだが、中国の広大な施設で生まれ、それぞれ体重143キロ、124キロ(昨年7月現在)まで育った2頭にとってはちょっと窮屈かもしれない。

 上海から成田空港までは全日空が担当、一般乗客も乗る通常旅客便で運ばれる。同社では機体に白黒のパンダ模様をあしらった「FLY! パンダ」機を特別使用し、成田では同社社員がパンダの着ぐるみを着るなどして出迎えるなど、来日を演出する。

 都によると、当初は成都-成田の直行便も検討されたが、貨物重量制限などの理由から上海経由になったという。その分パンダへの負担は大きくなるため、中国側の飼育員、獣医師のほかに上野動物園からも4人の職員を派遣するなど、万全の態勢を敷く。機内では空調管理を徹底、陸路移動中も、ところどころで水やエサを与えるなどしてストレスを和らげる。

 順調にいけば成田到着は午後9時ごろ。2頭は再びトラックに積み替えられ、上野動物園の「新居」には午後11時半ごろに入る予定だ。動物園によると、パンダのような大型動物は現場検疫(動物園内の施設に輸送後検疫)となるケースがほとんどで、2頭が空港に留め置かれることはない。

 距離にして約4000キロ、時間にして約20時間の大移動。深夜の来園にもかかわらず、2年10カ月ぶりの飼育となる上野動物園側には既に150件を超える報道陣の取材申し込みがあるという。国内は歓迎ムードで盛り上がる一方だが、当の2頭にとってはかなり過酷な長旅となりそうだ。【石井康夫】

 [2011年2月20日8時23分 紙面から]


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