民主・社民の予算案修正協議は事実上決裂に(02/18 20:58)

 2011年度予算案をめぐる民主党と社民党の修正協議は、民主党内の内紛から事実上、決裂することになりました。菅政権は極めて厳しい状況に立たされています。

 社民党・阿部政審会長:「その間にも政局が動いて、16人の離脱問題。果たして月曜日にお願いした挙党態勢はどうなるのか」
 18日の民主党と社民党の政調会長レベルでの協議では、社民党からは「挙党態勢も築けない民主党では、協議する前提が失われた」として、2011年度予算案の修正をめぐる判断を幹事長レベルに差し戻すことを確認しました。社民党は、普天間基地の移設問題をめぐる鳩山前総理大臣の「方便」発言問題に加え、民主党議員16人の会派離脱問題で、これ以上の協議は意味がないと判断しました。社民党は22日の党の会合で、2011年度予算案に反対することを決めたうえで民主党の岡田幹事長に伝える予定で、協議は事実上、決裂を迎えました。

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