和歌山の鳥インフルエンザ 移動制限区域を縮小 |

鶏舎の防疫作業(撮影:和歌山県) |
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和歌山県の養鶏場で鳥インフルエンザが発生した問題で、周囲の農場には感染が広がっていなかったことが分かり、県は移動制限区域を縮小しました。
和歌山県は、高病原性鳥インフルエンザが発生した紀の川市の養鶏場から半径10キロを「移動制限区域」とし、区域内の11の農場などに感染が広がっていないか調べていました。
その結果、すべて陰性と判明し、県は移動制限区域を半径5キロ以内に縮小しました。
これで、卵を採るニワトリを飼う農場5ヵ所が制限区域外となり、家畜保健衛生所のチェックを受けた上で卵の出荷が再開されます。
和歌山県は、殺処分されたニワトリ12万羽を埋める作業を20日に終える見通しです。
また、この養鶏場で発生したウイルスを茨城県つくば市の研究所で調べたところ、強毒性のH5N1型だったということです。
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2011/02/20 5:37:
更新) |
須磨の女性殺害事件から8年 |

神戸市営地下鉄 妙法寺駅 |
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神戸市須磨区の路上で、パート従業員の女性が殺害された事件からまもなく8年を迎えるのを前に、遺族らが情報提供を呼びかけるビラ配りを行いました。
この事件は2003年2月神戸市須磨区の市営地下鉄「妙法寺駅」近くの路上で、帰宅途中の寺田和子さん(当時44)が刃物で太ももを刺され死亡したものです。
19日で事件からちょうど8年を迎えますが犯人は捕まっておらず、遺族は、去年、今年と犯人逮捕につながる情報に最高で300万円を支払う懸賞金を用意しました。
寺田和子さんの夫は、「未だに逮捕されない犯人に対する腹立たしさを持ち続けなくてはいけない」
遺族らは懸賞金の期間を1年延長し、さらなる情報提供を求めています。
情報提供は兵庫県須磨警察署へ。
078−731−0110。
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2011/02/19 18:02
更新) |
大学のに拡がる雇い止めに抗議 |
大学で非正規の教職員を雇い止めする動きが広がっている問題について当事者の教職員たちが京都で集会を開きました。
この集会には、大学の教職員など約100人が参加し、雇い止めされた教職員などが現状を報告しました。大学では、国公立・私立を問わず、3年から5年の有期雇用で契約した非正規の教職員を雇い止めしながら、同じポストに新しい教職員を採用する動きが広がっています。関西学院大学を雇い止めされた大椿裕子さんは「能力がないからではなく期限だからというだけで(教職員を)切っていくことは、力を持つ人間が育たないんじゃないか」と話していました。教職員らは仕事は続くのに人だけを入れ替える雇い止めの不合理さを訴えていました。
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2011/02/19 18:08
更新) |
等身大のお雛様に扮して |

滋賀県東近江市 |
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桃の節句を前に、滋賀県東近江市では、女子学生たちがおひな様や三人官女に扮するユニークなひな祭りが開かれました。
滋賀県東近江市の近江商人屋敷で開かれた「にんげんひなまつり」では、女子学生や地元の観光大使など10人の女性がきらびやかなおひな様や三人官女に扮して、ひな壇に並びました。お内裏様に扮した女性は「お雛様になりたかったんですけど、お内裏様もなってみたらかっこよくて気に入ってます」と話し、おひな様に扮した女性は「足がしびれるかもしれませんが、頑張りたいと思います」と話していました。等身大のおひな様たちは白酒を振る舞ったりひなあられをプレゼントしたりしてお祭りを盛り上げ、訪れた人は記念写真を撮るなどして、少し早いひなまつりを楽しんでいました。にんげんひなまつりは20日も行われ、おひな様たちは午前10時と午後1時の2回登場するということです。
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2011/02/19 18:08
更新) |
新幹線開通前に熊本県が大阪でPR |

くまもと逸品縁日 |
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九州新幹線の全線開業まで1ヶ月を切り、大阪では新幹線でつながる熊本の魅力をアピールしようというイベントが開かれました。
浪速区で開かれた「くまもと逸品縁日」は、九州新幹線で大阪とつながる熊本県に観光客を呼び込もうと開かれたものです。会場には「辛子レンコン」や、サツマイモと餡を小麦粉の生地で包んだ「いきなり団子」など熊本の特産品がずらりと並びました。また熊本の蒲島知事も参加し訪れた人たちに有明海産のアサリ汁をふるまって地元の味をアピールしました。
【蒲島郁夫・熊本県知事】「まず2時間59分で熊本に行きましょう。行ってみたらその良さが分かります。(自信はある?)自信はあります」
地元の大きな期待を乗せて九州新幹線は来月12日に全線開業します。
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2011/02/19 18:02
更新) |
火事あいつぎ、3人死亡 |

火事があった兵庫県伊丹市の住宅 |
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18日夜から19日にかけ、各地で火事が相次いでいます。兵庫県伊丹市や神戸市垂水区などで住宅火災が起き、あわせて3人が死亡しています。
午前8時半すぎ、伊丹市中野東2丁目の池垣秀夫さん(54)の家から火が出ていると消防に通報がありました。消防車12台が出て、消火にあたりましたが、木造2階建ての住宅およそ100平方メートルを全焼しました。この火事で、焼け跡から同居している母親の幾子さん(80)の遺体が見つかったほか、2階で寝ていた池垣さんの妻と長男も軽いやけどです。
また、神戸市垂水区千鳥が丘3丁目でも午前8時50分ごろ、2階建て木造住宅を全焼する火事があり、一人暮らしの小林みつよさん(75)と見られる遺体が見つかっています。
18日午後10時ごろには和歌山市内でも男性一人が死亡する火事が起きるなど、各地で火災が相次いでいます。
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2011/02/19 12:19
更新) |
野外のコウノトリ一斉確認 |

調査する市民グループ(兵庫県豊岡市) |
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記録的な大雪で餌不足が心配される中、兵庫県豊岡市では野外で生息するコウノトリの一斉確認が行われました。
記録的な大雪となったこの冬は、水路や田んぼが雪に覆われコウノトリにとっても餌がとりにくく、厳しい冬となっています。兵庫県によりますと、豊岡市一帯では、現在、約40羽のコウノトリが野外で生息しているということですが、餌の確保が難しく、衰弱しているのではないかと心配されています。そのため市民グループがきょうコウノトリの一斉確認を行い、朝から3時間ほどかけ手分けして田んぼや川などをまわり、コウノトリの状態を1羽ずつ確認していました。また、県内でも鳥インフルエンザの感染が確認されているため、コウノトリに異常がないか、その調査もあわせて行われました。主催者によりますと、今のところ弱っているコウノトリは見つかっていないということです。
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2011/02/19 12:06
更新) |
関空・伊丹経営統合 「伊丹活用」盛り込み合意 |

伊丹空港の地元に配慮 |
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関西空港と伊丹空港の経営統合について、伊丹空港の地元に配慮した形の統合法案が新たに示され、地元自治体もこれを了承しました。
法案は関空と伊丹空港を2012年度中にも経営統合して、巨額の負債を抱える関空を再生させるねらいですが、伊丹空港の有効利用について触れられていなかったため、地元が難色を示していました。このため国は地元に配慮して、「関空と伊丹の適切で有効な活用を図る」との内容を盛り込む形で法案を修正。伊丹周辺の地元自治体もこれを了承しました。
藤原保幸・伊丹市長「法案に伊丹の活用が明記されたのは要望してきたことなので感謝申し上げたい」
地元の合意を受け国交省は統合法案を、来月上旬にも国会に提出する見通しです。
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2011/02/19 9:59:
更新) |