フィギュアスケート・四大陸選手権第3日(19日、台北)女子ショートプログラム(SP)が行われ、安藤美姫(23)=トヨタ自動車=が66・58点で首位に立った。浅田真央(20)=中京大=も好演技を披露し63・41点の2位。鈴木明子(25)=邦和スポーツランド=は6位につけた。
安藤はシーズン途中から変更した曲ながら、安定した演技を見せて今季自己ベストの66・58点をたたき出した。全日本選手権でシーズン序盤の不調から脱出した浅田は冒頭の3回転半が回転不足の判定となったが、今季自己最高点を出して、安藤と3・17点差と逆転Vを狙える位置につけた。鈴木は着氷が乱れるなど細かいミスがあり、57・64点と得点が伸びなかった。レイチェル・フラット(米国)が62・23点で3位、長洲未来(米国)は4位につけた。
男子フリーはこの後行われ、SP首位の高橋大輔(24)=関大大学院=は19番滑走から3年ぶりの四大陸制覇を目指す。羽生結弦(ゆづる=16)=東北高=は18番滑走、小塚崇彦(21)=トヨタ自動車=は13番滑走から逆転優勝を狙う。