冬日：東京都心で２日連続　東広島市は氷点下９．２度

　強い冬型の気圧配置が続いている影響で、１７日は全国的に厳しい寒さに見舞われた。気象庁によると、東京都心は１６日に続き最低気温が０度未満の冬日となった。都心で冬日が続いたのは０６年２月以来約５年ぶり。

　１７日は▽東広島市氷点下９．２度▽東京都青梅市同７．０度▽宇都宮市同５．５度▽熊本市同５．１度▽三重県四日市市同４．８度－－など各地でこの冬最低気温を観測した。

　山陰地方など西日本の雪は徐々に収まってきているが、北陸以北の日本海側は引き続き雪が降るとみられる。気象庁天気相談所は「寒さの底は過ぎたが、冬型の気圧配置は続くため、１８日以降も平年より寒い日が続く」としている。【飯田和樹】