NTT:光接続料、4月から値下げ…今週前半にも認可申請

2011年1月16日 12時17分

 NTT東日本と西日本は、光回線を他の通信事業者に貸し出す際の接続料金について、4月から引き下げるため今週前半にも総務相に認可申請を行う方針を固めた。

 新料金は来年度以降の収支や需要予測を踏まえて算定する。東日本は光ファイバー1本当たり月4610円から、3000円台への値下げを検討。西日本も同4932円から、東日本と同程度の値下げ幅を目指す。12年度以降も段階的に下げ、3年で25%程度の値下げとなる見通し。

 接続料の値下げで、KDDI、ソフトバンクなどがNTT回線の一部を借りて提供している光接続サービスの料金も、引き下げられる可能性が高い。

 総務省は、情報通信行政・郵政行政審議会で他事業者などの意見を聞き、3月末までに結論を出す。

 同省は15年までに高速ブロードバンドの全世帯普及を目指す「光の道」構想で、光接続サービス料金の値下げによる普及の拡大を求めている。【乾達】

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