■能力一覧■限界突破<ゲンカイ=トッパ>スタンド能力で何らかの「力」を限界まで極めた果てに、その「限界の壁を破る」ことで得られる能力。この場合、その「力」自体がそれ以上パワーアップすることはないが(「限界」とはそれより上が無いから「限界」というのである)、パワーアップの「代替」となるような能力が得られることになる。 →限界を超えたスタンド肉体の動作能力で静止した時の中を動く『スタープラチナ』と『ザ・ワールド』、限界を超えた本体肉体の強化能力で触れた物質を弱体化させる『オアシス』、以上2体。 殴打変換<オウダ=ヘンカン>人型スタンドの「拳」による殴打の「破壊」や「衝撃」を、超能力的な「破壊効果」または「衝撃効果」に変換する能力。この能力は蹴りや頭突きなど、他の身体部位では発動することができない。 →破壊した物体内の破壊不可能な記憶にパワーを与えその記憶をもとに物体を治す『クレイジー・D』、殴った物体内で衝撃を持続させ重さへと変える『エコーズACT3』、殴った物質の束縛を破壊し自由を持つ生物として生み出す『ゴールド・エクスペリエンス』、殴った物体に空間の亀裂を走らせる『スティッキィ・フィンガーズ』、以上4体。 脳内心界<ノウナイ=シンカイ>人型スタンドの「脳」に当たる部位に、その本体の精神の性質を反映した空間を作り出す能力。その中はある一つの「状態」のみが存在する一種の「異世界」とでも言えるもので、その空間は主にスタンドの「口」を通じて外部へとつながる。 → 無転無限<ム=テン=ムゲン>「力を持たないような物」、または「力を失ってしまった物」が、スタンド能力により獲得できる「偽りの力」。この「偽りの力」には通常の「力」のような「限界」が無く、「無」から「無限」までどんな「力」でも発揮できる。ただし、この能力には発揮できる「力」の大小をスタンド自身が選べず、「攻撃標的」のそれに依存しなければならないという性質がある。つまり極端に例えるなら、この能力は突進してくるトラックに同じ「力」で対抗できる反面、転がるピンポン玉にも同じ「力」しか発揮できないのである。また、この「偽りの力」はスタンドが攻撃しようとする「標的」のみに対してしか発揮できない。つまり理論的には、この能力は同時に「2者」に攻撃された場合、「標的」とした片方にしか力を発揮できないことになる。 →主無き妖刀『アヌビス神』、本体の死で暴走する肉の塊『ノトーリアス・B・I・G』、以上2体。 |