石川・金沢市20代主婦行方不明事件 主婦と委託カメラマン、2011年に入り頻繁に会う
石川・金沢市で20代の主婦が行方不明になっている事件で、警察からの事情聴取後、自殺を図ったNHKの委託カメラマンと主婦との間には、金銭トラブルがあったとみられ、2人は2011年に入ってから、頻繁に会っていたことがわかった。
この事件は、金沢市に住む20代後半の主婦が2月6日夜、「知人男性に会いにいく」と告げて外出してから行方不明になっているもの。
主婦と最後に会ったとみられるNHK金沢放送局の委託カメラマンの男性は、17日、警察の事情聴取を受けたが、18日朝、実家で首の辺りを刃物で切って自殺を図り、19日現在も意識不明の重体となっている。
捜査関係者への取材で、3年前に仕事の関係で知り合ったという2人の間には、金銭トラブルがあったとみられ、2人は2011年に入ってからも数回、今回のように待ち合わせをしていたことが新たにわかった。
主婦の行方は依然としてわかっていないが、カメラマンの男性は事情聴取の際、主婦の行方については、あいまいな供述をしていたという。
警察は19日も金沢市内の海岸線を中心に捜索を続けたが、遺留品などの発見には至らなかった。
(02/19 17:40 石川テレビ)