中国新聞オンライン
自民系市議らと会談 松井氏 前向き姿勢伝える '11/2/4

 広島市長選(4月10日投開票)で、自民党広島県連が擁立に向けて最終調整を進める厚生労働省官僚の松井一実氏(58)=広島市東区出身=と自民党系の市議が3日、東京・永田町の国立国会図書館で会談した。松井氏は立候補へ前向きな姿勢を伝えた。

 市議8人が上京。県連の岸田文雄会長(広島1区)も同席して約40分間、会談した。終了後、市議たちによると、主に市への愛着や仕事への姿勢を松井氏に尋ねたという。会談を踏まえ、自民党系の市議は4日、市議会内で会合を開く。それを受け、近く県連で擁立に向けた最終判断をする。

 松井氏は記者団に対し「いろいろな条件が整えば、広島に帰って仕事をする気持ちがあるというのは伝えた」と話した。

 市長選にはこれまでに、元市議大原邦夫氏(61)、市民団体代表呉羽山人氏(60)、市議桑田恭子氏(49)、建築コンサルタント田中正之氏(51)の新人4人がいずれも無所属での立候補を表明。秋葉忠利市長は今期限りで退任する意向を示している。(広島市長選取材班)



MenuTopBackNextLast