連合広島、豊田氏を支援へ 「幅広い支持得られる」 |
'11/2/16 |
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4月10日投開票の広島市長選に向けて連合広島は15日、南区で幹事会を開き、無所属での立候補を表明した前副市長の豊田麻子氏(44)を支援する方針を決めた。
会合後、記者会見した伊丹幸男会長は「市民団体の要請を受けて立候補を決断した点を評価した。幅広い市民の支持が得られる」と話した。豊田氏は立候補の意向を明らかにした14日に伊丹会長と面会し「応援」を要請していた。一方で、豊田氏は政党や団体が機関決定する推薦は求めない考えで、連合広島は実質的な支援に回る。
連合広島には、厚生労働省中央労働委員会元事務局長の松井一実氏(58)も協力を要請していた。松井氏は、自民党広島県連の要請を受けて無所属で立候補する意向。会見で伊丹会長は、民主党県連との連携方針を踏まえて協力はしないとした。
市長選にはこのほか、元市議の大原邦夫氏(61)、市民団体代表の呉羽山人氏(60)、市議の桑田恭子氏(49)、建築コンサルタントの田中正之氏(51)の4新人がいずれも無所属での立候補を表明している。(広島市長選取材班)
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