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独自候補擁立を断念 みんなの党 '11/2/18

 4月10日投開票の広島市長選で、みんなの党広島県広域第1支部は17日、広島市佐伯区で定例会を開き、独自候補の擁立を断念し、自主投票とすることを決めた。

 幹部11人が出席した。党本部に推薦申請していた市内の会社経営者男性が14日、「一身上の都合」を理由に立候補を辞退した経緯について、武内正支部長が説明。独自候補の擁立を断念することを全会一致で承認した。

 武内支部長は「非常に残念だ。今後は市議選や広島県議選、衆院選での党勢拡大に力を注ぐ」と話していた。

 市長選にはこれまでに、元市議の大原邦夫氏(61)、市民団体代表の呉羽山人氏(60)、市議の桑田恭子氏(49)、建築コンサルタントの田中正之氏(51)、元厚生労働省官僚の松井一実氏(58)、前副市長の豊田麻子氏(44)の6新人が、いずれも無所属で立候補する意向を示している。(広島市長選取材班)



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