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日米のカラーシステムの違いバージン毛カラー#3

日米のカラーシステムの違い  バージン毛カラー#3

初めてカラーをする髪をバージン毛と言いますが

ここでもかなり違いが有ります

日本

カラーレベルを4-5レベルに設定してカラーを行う

オキシが6%が最高

日本のカラーチャート

LebelMateriaを参考にします。

5、10、14Levelが有るのはカラー毛レベルです

CoolBrowunこれは赤味を抑える為にブルー系だそうです。

2CB cool brown3CB Cool Brown

此処ではLevel 5のカラー毛サンプルヘアー、それのアンダーカラーがRedと設定して有ります。
1Level 5 under color red

人口のカラー毛ですから、Revel5は少し赤味が有ります。
むしろRebel4の方が日本人の自然毛のLevelに近い黒く感じます。(写真の撮影で、できるだけ実物に近くと思いましたが、私の腕と、カメラではこれが限界です。)

レベル4アンダーカラー レッドバイオレット     レベル5 アンダーカラー レッド

color chart #4 毛髪のカラーレベル5

次に、白い毛に染めたカラー剤の発色が有りますのでこれを見てください。

Colo with whte hair

顧客の毛髪をカラー毛束で合わせてその顧客の髪が

毛髪のカラーレベル5

Level 5 毛髪のであれば、

このLevel 5に設定して有る、カラー毛、アンダーカラーレベルRedに対して白毛に染めてあるカラー剤CB-3,CB-5のカラーを塗布するとこのような色に染まります。と言う結果を出して有ります。

5CB-36CB-5

白毛に染めてあるカラー剤のCB-6,CB-7のカラーを塗布するとこのような色に染まります。と言う結果を出して有ります

CB-6 8CB-7

白毛に染めてあるカラー剤のCB-8,CB-9のカラーを塗布するとこのような色に染まります。と言う結果を出して有ります。

9CB 810CB-9

白毛に染めてあるカラー剤のCB-10,CB-12のカラーを塗布するとこのような色に染まります。と言う結果を出して有ります。

11CB-10CB 12

白毛に染めてあるカラー剤のCB-14,カラーを塗布するとこのような色に染まります。と言う結果を出して有ります。

4CB-14

カラー剤の発色を見るのに白い毛(羊の毛が多いののですが)に塗布して示して有りますが、ここまではアメリカでも同じ方法です。

その設定レベルが明度計、レベルを使用していないという事です。

それとカラーLevel毛束は(毛束は黒髪を明るくし平均的な明るさをて作ってその色を白毛に塗布して作って有るそうです)
此処を以下に修正します

毛束のカラーレベルは、(日本人の黒髪を明るくし平均を取り、その色を白い毛に塗布して作成したサンプルだそうです。)

そのレベルが、各会社の人達が多くの日本人の髪を実験して、平均を取ってレベルを独自に?決めて有ると聞いています。

これですといくらやっても正確?なLevelを作る事が出来ないと思いますが如何でしょうか??
毛髪は例え黒髪でも、微妙にレベルが違います。その状態が違う髪に同じ物を塗布してもカラーは何時までたっても微妙に違ってくるはずですが??

Cool Brownの白毛に染めてあるのは、三原色に、ブルーを多く入れて、それを単純に薄めたカラー剤のように見えます。

14Levelではほとんど白いカラーになっています。
オキシが6%ではアンダーカラーが削れ無いと思いますので、単純に塗布する色を薄くして、そのカラー剤とオキシで明るさを出そうとしています。

日本から来た美容師の方たちが、「日本のカラーはこれを塗布すればその色になる!」と言い切る人が多いのを理解できました。

これをアメリカでアメリカのカラー剤を使用して行うととんでもない事になる事に成ります

それは次の機会に!

日米のカラーシステムの違いバージン毛カラー#4

日米のカラーシステムの違いバージン毛カラー#3 へのフィードバック: 9

  1. hairmogi 8月 21, 2009 10:16 pm

    ジェフ吉川
    2009年08月19日 20:39

    「白髪」ではなく「白毛」ですよ。 文中で説明されていますが、白い髪ではなく、白い毛とご理解ください。 白髪にはこのようには染まりません。

    ジェフ吉川

    2009年08月19日 20:42

    「それとカラーLevel毛束は(毛束は黒髪を明るくし平均的な明るさをて作ってその色を白髪に塗布して作って有るそうです) 」

    意味がわかりません。 何を塗布してるのですか?

  2. hairmogi 8月 21, 2009 10:16 pm

    「白髪」ではなく「白毛」ですよ。
    そのとうりです、書き直しておきます。

    「それとカラーLevel毛束は(毛束は黒髪を明るくし平均的な明るさをて作ってその色を白髪に塗布して作って有るそうです)

    この意味は

    毛束のカラーレベルは、(日本人の黒髪を明るくし平均を取り、その色を白い毛に塗布して作成したサンプルだそうです。)

    明度計では決めていないレベルと言う事をいいたかったのです。

  3. hairmogi 8月 21, 2009 10:18 pm

    二代目
    2009年08月20日 02:14

    チャートいいかげんですよ
    どのメーカーも(笑)

    メーカーでレベルがまちまちなのも慣れちゃいました

    キャンパスになる髪の色が違うのだから同じ色になるわけないんですけどね

    黒い毛束はリフト力調べる目的にしか使わないですね
    色は白い毛束に自分で染めて確認してますよ

    あとは勘ですかね…経験則ですね

    二代目
    2009年08月20日 02:17

    追記
    オキシは9%くらいまで欲しい時もあります

    でも6%も使いこなせてない美容師も多いんでちょっと怖いかも…

    あったら楽だなって思います

  4. hairmogi 8月 21, 2009 10:19 pm

    Mogi
    2009年08月20日

    02:36 2代目さん

    日本のチャートがいい加減とはいえませんが。

    オキシの規制、でなんとか黒髪を明るくするには??をメーカーさんが苦労なさっていると思います。

    メーカーさんが大変親切で、あまり勉強しなくとも、明るい髪の顧客が来たら(カラーレベルの毛束で調べて)、このカラを塗布すれば、こうなりますよ!と作って有りますので、これは大変便利です。

    ただそれがリフトされている毛髪はご指摘のようにキャンバスかなり多く有りますので、調整しないといけないわけですが、それを調整しようとすると逆に大変難しいのではないかと思います。

    最大の問題は、最初のカラーを行う時に、オキシの制限で、明るさが制限される事だと思います。

    「あとは勘ですかね…経験則ですね 」

    カラーの色味の醍醐味は基本的には目的のレベルの赤でもそれをさらに鮮やかな赤にするか、濃い赤にするか、をどう調整するか?これは勘ですね!

    ただ、どのレベルの赤を出すかは計算で出来ればそれに超したことはないのですが?如何でしょうか

  5. hairmogi 8月 21, 2009 10:19 pm

    ジェフ吉川 2009年08月20日 12:38 二代目さま

    「チャートいいかげんですよ
    どのメーカーも(笑) 」

    具体的にどういった部分をいい加減に感じてらっしゃいますか?

    よろしければ、お聞かせください。

  6. hairmogi 8月 21, 2009 10:20 pm

    二代目
    2009年08月20日 15:21

    いいかげんというのは語弊がありましたね
    すみません

    ただ今まで何社かのカラー剤を使用してきました
    一通り白毛束に染めて発色を確認しているのですが色味違うことが多いと感じるんです

    チャートはナイロン毛であくまで見やすく参考程度に使うものだと考えているんです

    最近発売されたものは比較的誤差少ないように思いますが多少色味を強調してあるように思います

    表現を間違ったことをお許しください

  7. hairmogi 8月 21, 2009 10:21 pm

    ジェフ吉川

    2009年08月20日 16:26

    二代目さま

    丁寧にありがとうございます。

    メーカーでカラーチャートの作成に関わったことがあるのですが、最大の難点は二代目さんのご指摘のようにナイロン毛と白毛の光の屈折の仕方だと思います。 それとヘアカラー染料とナイロン毛を染める染料の違いも見え方が違ってくる原因だと思います。

    できる限り忠実に毛束を再現しようと努力をしても、カラーチャートを作る工業メーカーもあれこれと策を練っても、現状が精一杯なのかもしれません。

    カツラで人工キューティクルのような仕様のものを見たことがありますが(全カツラで15万円程度)、それだと今よりは近づくのではないかと思っています・・・でも、数万円のカラーチャートなど必要ないかもしれませんね。

    「あくまでも見やすく参考程度に使うもの」・・・全く同感です。

  8. hairmogi 8月 21, 2009 10:22 pm

    二代目
    2009年08月20日 17:25

    よかったです

    メーカーを馬鹿にしてるわけではないんです
    現実致し方ない部分もあると思ってます

    だからこそ美容師が自分の手で確認する作業を怠ってはいけないと思うのです

    実際に目で見て経験したものがある上で参考にするのならとても良いツールだと思いますがまるっきり鵜呑みにするのはどうなのかなって思います

  9. hairmogi 8月 21, 2009 10:24 pm

    Mogi

    2009年08月21日 02:20

    アメリカでのチャートの使用方法

    アメリカでもチャートに関しては、顧客のレベルを決めるNシリーズ(ナチュラル)を見せて、現在の顧客のカラーレベル、自毛レベルを調べ、目的の明るさを決めるのに使用し、実際の白毛に発色を作ってあるカラーサンプルは見せないようにと注意されます。

    「それは白毛にカラーの発色を示してあるので、実際のカラーはアンダーピグメントが有るので発色が違う、これはあくまでスタイリストの認識に止めておくように、」と注意されますが、現実に顧客は明るさを見せても実際のカラーサンプルを見たがります。

    この時カラーサンプルを見せると、顧客はこのカラーと成りますので、カラーリストは結果が判ります。

    そのカラーを作るように薬剤を調合しますが、「これは白い毛に染めてあるので、これに近いカラーを出せますが、これと同じには行きませんが?」確認を取ります。基本的にここでこれより暗く、濃くなるのでそれでいいか?と尋ねて、Yes&Noを聞き、それで調整しますが、一度カラーサンプルを見るとそれにこだわりますので、私はほとんど見せません。

    一番良いのは、何かのカラーサンプル、写真でも、切れ端でも持ってきて来てもらえば美容師としカラーサンプルを見せないで出来るのです,

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