【プロ野球】楽天・田中将大投手（２２）の“イケメン化”に他球団が警戒している。
　田中は１５日、沖縄・久米島キャンプ初の紅白戦に登板した。松井、岩村の元メジャーリーガーコンビとも対戦し、３イニングを投げ６安打３失点。課題は残したものの、ストレートはＭＡＸ１４８キロを記録しており「真っすぐに関しては低めにいい角度でいっていた」と満足そうに話した。
　この日のスタンドにはソフトバンク、オリックス、ヤクルトなどのスコアラーが集結。田中の投球に熱視線を送ったが、速球以外にも注目された点があった。「顔立ちがシャープになって全体的に体が締まった印象です。（肉体改造で）体重を増やすというのはよくあるけど、今年の田中はキレがありそう」（ある球団スコアラー）
　確かに体は以前よりも引き締まっており、顔つきもぽっちゃりした感じからイケメン度が増している。マー君というよりも“マーさん”といった印象だ。
　その理由について本人を直撃すると「最近よく『痩せた？』って言われるんですよ。でも体重も変わってないんです。スタミナも問題ない。理由？　分かんないっすよ」とニヤリ。多くを語ることはなかった。
　田中はキャンプ前に千葉・船橋市内で自主トレを行った。本人は具体的な内容を明かさないが、アメフトなど他競技の選手たちとも交流し、新たなトレーニング法を発見したという。また自炊して栄養管理するなど食事面を改善。さらに自宅では昨年から快眠や疲労回復を目的に半身浴も取り入れたところ、体重はそのままで脂肪が筋肉に変わったと見られる。結果“イケメン化”という副産物まで手にしたのだ。
　開幕投手、沢村賞を目指す今年のマー君。投球同様キレのある顔つきでマウンドに君臨し、他球団にとって大きな壁になりそうだ。