■ 氏名
遠山 博(とおやま ひろし・TOHYAMA, Hiroshi)
■ 主な経歴
テキスト(『政治・経済概論』)の奥付に詳細な情報が掲載されているのでご覧ください。
あるいは、WEB を検索すれば必ず見つかるので、グーグルやヤフーなどを利用して検索し
てみましょう。情報リテラシーを高めることは非常に大切なことです。
今年は
平城京(奈良)遷都1300 周年ですね。
というわけで、奈良県庁前の「せんとくん」との記念写真。
私はにこやかに握手したつもりなのですが、「せんとくん」は無愛想 (笑)。
なお、「せんとくん」の額中央にある白い突起物は
白毫(びゃくごう)といって、
額にはえた
毛なのだとか。ここから光を放ち人々に慈悲を施すらしいですよ。
■ 趣味
趣味などという高尚なものは何も持ち合わせておりません。ただ、何かを体系的に整理す
ることは好きで、一時期は機械式腕時計にハマりました。日本の代表的な腕時計メーカー
あるセイコーの腕時計を、1950 年代から製造順に集めたりしていました。たとえばこんな
時計です。


どちらも1970 年代に作られた腕時計で、時計産業で有名だったスイスに大きな打撃を与え
た製品のひとつです、左は、当時の最高級腕時計で45 系グランドセイコー。テンプ(balance)
が1 秒間に10 回振動することで非常に正確な時間を刻みます。右は高校入学祝に買っても
らった52 系ロードマチックスペシャル。どちらも現在でも実用レベルを保っています。
この時代に真摯なモノづくりをしていたことが、現在の日本を支えているのでしょうね。
ただ、昨今の日本の製造業のあり方を見ると、今後はちょっと心配ですが。
さて、最近はカメラ片手の散歩が好きかな?たとえば、学校の近くでこんな光景を見るこ
とができるのです。

上の写真は文具店の前で招き猫を演ずるロクちゃん。学校から5 分も歩けば出会えます。
夕方になると、ご主人に連れられて散歩している光景に出くわすことも。紐につながれて
散歩する猫の姿は、かなり面白いですね。時にはゆったり歩いてみると、街の違った風景
に出会えるので、もう少しゆとりを持って通学を!

この写真はアサヒビール本社(金色に輝く怪しげな物体を乗せたビルです!)からの景色。
この学校の方を望んでいます。関東大震災復興事業として隅田川にかけられた特徴ある橋がよくわかりますね。

こちらの写真
の左は、有楽町にある東京国際フォーラムのラウンジフロアから見上げた様
子。夜間なので特徴ある構造がよくわかります。
右は今しか撮影できない不思議な写真。
どう考えても線路の真ん中に立っているわけですからね。この秘密を知りたければ東京メ
トロ副都心線の渋谷駅に行ってみましょう。この渋谷駅を設計したのは安藤忠雄。工業高
校を卒業した後に世界を放浪。独学で建築を学び世界的な建築家になった人物です。
ちなみに、高卒で東京大学の教授になったのはこの人が初めてではないでしょうか。
いずれも、視点を変えると普段見落としていたものに気づくという例かも知れません。
渋谷駅といえば、この写真。
山手線と井の頭線をつなぐコンコースに掲げられたこの壁画を見たことはありますか?
これは日本の先鋭的な芸術家であった岡本太郎の作品です。
炎に包まれた人間が描かれているのはなぜなのか?実際に見て考えてみましょう。
なお、無料で見られる芸術作品といえば、右の彫刻「考える人」。
上野駅前にある国立西洋美術館の前庭にはロダンの作品群が展示されています。
なお、国立西洋美術館の設計者はフランスのル=コルビュジエ(Le Corbusier)。
国連本部ビルの設計にも関与しています。

話を元に戻して、視点を変えるという点では、ありふれた日常的な風景も、季節や時間に
よっては大きく印象が異なる場合がありますね。社会事象を見る時も同じで、自分の視点
だけでなく様々な立場から総合的に観察し分析することが肝要です。

最後に、最近食べたものの写真を二つ掲げておしまいです。
左は鴨のスモーク、右はワッフル。美味しいですよぉヽ(^。^)ノ。
好きな食べ物を聞かれたら、牡蠣と鴨!ワッフルと小倉トースト!と今なら答えるかな?
小倉トーストが何だかわからないって?そんなときは、ググってみましょう。
■ 在校生・修了生・卒業生へのメッセージ
この写真をどうぞ。写真に込められたメッセージはあえて文字にはしません。
それぞれ自分の感性で読み取ってください。
なお、左はわが家近くの桜。右は母校のキャンパスに据えられた彫刻「青年像」です。

ところで、大学入学後に、場合によっては今すぐ活用してもらいたいサイトがあります。
授業内では紹介しましたが、あえてここに再掲しておきます。
まずは、独立行政法人科学技術振興機構(JST)が提供する学術雑誌のデータベースがジャー
ナルアーカイブ。
こちらのサイトでは、過去に出版された学術雑誌が登録され、PDF で閲覧することが可能です。
たとえば、私が憲法学の領域から法哲学の領域へと関心を抱くきっかけとなったこんな論文も
全文閲覧することが可能です。
原秀男「価値相対主義における寛容の問題」(法哲学年報1964 年)
http://www.journalarchive.jst.go.jp/japanese/jnlabstract_ja.php?cdjournal=jalp1953&cdvol=1964&noissue=0&startpage=119樋口陽一「日本憲法学における「科学」と「思想」」(法哲学年報1981 年)
http://www.journalarchive.jst.go.jp/japanese/jnlabstract_ja.php?cdjournal=jalp1953&cdvol=1981&noissue=0&startpage=1□ ジャーナルアーカイブ
http://www.journalarchive.jst.go.jp/japanese/top_ja.phpさらにもう一つ。日本国内の研究者やその研究課題などの学術情報を提供しているのが
「研究開発支援総合ディレクトリ(ReaD)」です。
この先生はどんな研究をしているのだろう?という時に使えるだけでなく、こんな研究テ
ーマを研究課題にしているのはどの先生?という使い方も可能。
昔なら、論文の注記を頼りに研究者を探るしかありませんでしたが、
今は一瞬にして検索出来ちゃうのですね。
情報の収集で一日を費やした日々を思い出すと、なんとも複雑な心境ではあります。
□ 研究開発支援総合ディレクトリ(ReaD)
http://read.jst.go.jp/------------------------------------------------------------- © Hiroshi Tohyama 2010