真央、連覇へ３回転半は１発…フィギュア四大陸選手権

　◆フィギュアスケート　四大陸選手権（１８日、台北）　１９日にＳＰを行う女子は練習用のサブリンクで調整し、浅田真央（２０）＝中京大＝はフリーで跳ぶ３回転半を１回に減らし、新技のダブルアクセル（２回転半ジャンプ）―３回転トーループを入れた“堅実プログラム”で２連覇を狙う。

　真央が「三兎（と）」を追わず勝ちを取る。バンクーバー五輪ＳＰで１回、フリーで２回の３回転半に成功。今季も大技３発を目指してきたが、今回はフリー後半の３回転半を新技に置き換える方針を決めた。２回転半―３回転はリスクが低い上、成功すれば３回転半に匹敵する得点を稼げる。

　現地での注目も過熱。大衆紙「アップル・デイリー」は「性感（セクシーの意味）安藤ＶＳ清純浅田」の見出しで安藤美姫（２３）＝トヨタ自動車＝との対決をあおった。名物の小籠包にも舌鼓を打った真央は２９人中２４番の滑走順も「良かったと思う」と笑顔。台湾に真央フィーバーを上陸させる。

　

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