村西とおる生ライブ配信開始
◆ アンポンタンの16名の民主党比例代表の国会議員の皆さま、ようこそ・・・2011.2.19

民草にはやっぱり自助努力しか道はない、

ことをこのほど民主党の16名の国家議員の

有志の皆さまが教えて下さっています。



ヒナ壇に並ばれた有志の議員先生さまたちは、

「ホラ、国民の皆さまは

私たちのようなアンポンタンのために、

一人あたり年間約1億円の税金を

無駄遣いされているのでございますよ。



それなのにここに至っても腹ワタが

煮えくり変えるような思いをなさることがないのならば、

あなたたちだって随分なアホですよ」



と身を挺して国民に叱咤激励下さっているのでございます。

ありがたいことでございます。



ともすればささやかに生きる幸福に浸って自堕落になりがちな国民を

覚醒するために、恥さらしを演じられて下さった彼等

アンポンタンの16名の民主党比例代表の国会議員の皆さまこそ

真の愛国者と言えるのでございます。



もとより今日の日本の栄光と豊かさは税金に伴食しすることを稼業

あるいは職としてきた彼等国会議員さまや、それにつらなる公務員さまが

寄与した足跡などなにほどのこともないのでございます。



一重に市井の庶民の皆さま、労働者諸氏、中小企業のオヤジの

奮闘努力の賜物としてあるのでございます。



いかに彼等国家議員さまとそれにつらなる公務員さまと言われる

「種族」が国民にとっての「白アリ」であるとの検証は、

今更の感がございますが「この国はどうなってしまうのか」

と便乗して宣う自民党の国会議員がいることに

改めて笑わせられてございます。



くたばりやがれ!!お前さんたちこそが800兆円もの

国の借金を作った張本人ではないか、でございます。



鶴田浩二さまの歌ではございませんが

「右も左も真ッ暗闇でございませんか」でございます。



それにしても国会議員さまとそれにつらなる公務員さまの

「我をもって尊しとする」生き方に、

極太をいただいたわけでもないのに、開いた口が塞がらなくなっております。



国家公務員55万人、地方公務員260万人、

天下りの公益法人2万5000社、総社員数50万人、

合わせて一年間に彼等に支払われている報酬総額は

国家予算92兆円のうちの約35兆円でございます。



一人あたり1000万円という、

トビッキリの大盤振る舞いが施されています。



実に国の予算の3分の1強が公務員「白アリ軍団」さまの給与のために

消えているなんて、開いた口どころか、

開いたアナルが開きっぱなしの状態となってございます。



「菅総理辞職、民主党2分割論」

などをブッて勇ましいトッチャン坊やの原口元総務大臣などは

大臣在職時に「日本の公務員の数は他の先進諸国に比べて少ない」

などとのヨタをカマし煙に巻いていましたが、

とんだ茶坊主の寝言でございます。



どこの先進諸国に公務員の給与が民間のそれと比べて

2倍近い高給で厚遇されている国があるのか、というのでございます。



天下り法人2万5000社に在籍している50万人の人間よりも、

そこにタレ流されている年間数兆円の莫大なタレ銭が問題なのでございます。



民主党政権はそうした闇にメスを入れて

「襟を正す」ことを宣言して政権の座に就いたのにもかかわらず、

ことごとく「裏切り」ってきております。



そこで有志16名が起ち上がり

あたかも不感症とインポのごとき情けないツラを

カメラの前にさらして国民に覚醒を促された、

という構図とうけとめております。



しかしながら国民の皆様に対して、せっかくなお働きをなされた

16名の皆様に申し上げたきことがございます。



であれば、そのシけたションベンを洩らしたかのような

「悄然としたツラ」でなく、いささかキ然としたおもむきで

ヒナ壇にお並びいただきたかったのでございます。



泰然自若としている風を見せることでもっと「凄みとシタタカさ」を

かもし出していただきたかったのでございます。



このタワケモノたちはただのタワケモノの悪ではない、

との国民の皆さまのアクドさへの読みが深まり、

恥知らず感が増幅されて憎々しさが倍増する効果が

期待されたのでございます。



「ワル」の割には心のありようが「正直」に出すぎたのは、

代議士どころか人間としての訓練がまだまだ足りないせいでございます。



なにがあっても心の動揺を顔に出さずに、泰然自若としている、

ことの重要性はヒナ壇に並んだタワケモノ集団だけのものではございません。



特にAV女優の女優さんたちには常日頃面接に行ったときなどは

この泰然自若としたタタズマイの重要性を説いております。

AV女優さんに限らず人は何か相手に

自分のことを理解してもらおうとすると

「喋りすぎ」で墓穴を掘ってしまうものでございます。



相手に嫌われたくない、喜んでもらいたいというサービス精神が

アダとなるのでございますが、相手に自分を高く売ろうと思ったら、

最小限の言葉だけにとどめて聞き上手になることの方が、

相手の気を惹けるのでございます。



艶然と微笑しながら気のあるそぶりを見せている女の娘を前に男は

「この娘はどんな正体を持っているんだろう」

と興味をかきたてられるのでございます。

勝手に想像をふくらまして、

ときには自分勝手な物語を作って陶然とするのです。



AVメーカーの面接責任者といえども所詮一皮むけば

ただの男の「助平」でございます。

特に「AVメーカー」に所属している位ですから「ド」や「変態」が

付くぐらいの「助平」であることに間違いございません。



しかもプライベートでは全く女にもてずに女性経験も風俗に限定されている、

といった「ハンパ者」が少なくないのでございます。



こうした「ハンパ者」は相手を観察する職務に就いていながら、

相手からどう見られるか、の方が本心では気にしている

「小心者」が多いのでございます。



一歩間違えば「引きこもりのニート」

になりかねなかった性質を持つ者でございます。



こうした「恵まれず」「満たされない」男たちがAVを製作するから

コクとコダワリのある優秀作品をものにすることができている、

というワケでございます。



よってAV女優面接担当者に気に入られるためには、

AV出演の可否ではなく、

さも面接者に個人的に興味があるような仕草を作り、

目を見つめながら話に相ずちを打つことを教えております。



過日、数年前AVの一線を引退した娘が事務所にやって来ました。

いま流行のショットバーか串焼きの立の飲み屋をやりたいので

誰かスポンサーを紹介してください、という話でございます。



知り合いにまだ40代の詐欺師がおります。

詐欺師といっても見ず知らずの誰かを騙して

何かをパクるという類の詐欺師ではございません。



事業を立ち上げる企画書を書いて投資家から出資させ、

出資金のうちの何パーセントかを手数料としてピンハネする、

という詐欺でございます。



それは当然の経済行為のように思われますが実態は違います。

外見はたいそうに輝いてみえる事業計画なのでございますが、

必ず落とし穴が掘ってあります。



がその落とし穴があるにもかかわらず、

自身の手数料欲しさに嘘八百を並べ立てて

投資家に投資を進めるから「詐欺師」というのでございます。



なぜそんな詐欺行為が遠々と続いているかと申しますと、

10件の案件に1件ほどの割り合いで本当に事業がウマくいって

出資者が大儲けをすることがあるのでございます。



そうした「奇跡的な幸運」を握んだ出資者は、

その後その詐欺師の男が持ち込む出資の案件を信じて、

儲かった金を全部注ぎ込んでくれたりするのでございます。



彼の話を聞いていると、この男は朝起きるときから寝るときまで、

ヒョッとしたら夢の中でもホラを吹いているのではないか

と思われる程に「嘘」に満ちております。

「嘘」をつかないと精神が安定しない「病気」に患かっているのでは、

と疑っしています。



この「詐欺男」はそういうワケなのですが金は持っています。

そして無類の女好き、でもございます。

穴があったら木の穴にだって入れたいほどの「ドスケベ」でございます。



彼女にスポンサーとしてこの男を紹介することにしました。

この男なら彼女を気に入れば二、三千万円の開店資金なら

容易に出すに違いない、と踏んだのです。



六本木の有名なステーキハウスで二人を会わせました。

待ち合わせの場所に行く前に、彼女にはクドいほど、

今日は絶対に余計なことを喋らないように、と念を押しました。



「気があるそぶりを見せて相手の男の人を笑っていればいいんですね」

と彼女もその呼吸を飲み込んだ、かに見えました。



ステーキハウスでの語り合いは順調でした。

詐欺師の男に、いかに彼女は真面目で正直者で、

こうときめたら絶対に相手の男一筋で生きる、

一途な女であるかの「詐欺話」を熱く語って聞かせました。



彼女は傍で教えられた通りに可愛い態度を見せ

微笑しながら黙って男を見つめています。



詐欺師にとってのこれまでの女性関係といえば

六本木のキャバクラや銀座のクラブの水商売のプロの女性でした。

これまでこんな風に深い人格のたたずまいを漂わせながら

静かで可愛いい女の娘を見るのは初めての経験でした。



ヤッパリ一流のAV女優は違う、

と詐欺師は徐々に女の娘に好意を持ちはじめ、

投資話に積極的になってきました。



まぶしそうに見返えす可憐な瞳、という彼女の18番の術中に

まんまとハマって詐欺師は既に彼女を押し倒し、

中出しまでしてしまったかのような昂揚感を見せていました。



これで三千万円の出資は決まったようなもの、と安心しました。

安心したトタン、尿意を用しましたので二人を置いてトイレに立ちました。

その間わずか3分ほどの時間だったように思います。



テーブルに戻って見ると二人の間の雰囲気は、

つい3分前のあの情熱的なものとはガラリと変わって

寒々としたものになっていました。



特に詐欺師は先程のあの昂揚感が嘘だったかのように、

氷水をぶっかけられたごとくの醒めた表情をしていました。



「監督、俺チョットこの後、仕事があるんで

この辺で失礼していいですか」と詐欺師が急に席を立ちました。



止めるスキもあればこそ、詐欺師はこちらに何か言うスキも与えず、

かけ足で店のドアを開けると外に消えて行ってしまいました。

何があったというのでしょうか。

トイレに立ったたった3分間の間に・・・不思議でした。



彼女に「何があったの」と問いただしました。

「何があったか分かりません」と彼女自身も合点がいかない様子です。



どうにも詐欺師男の急変ぶりには納得いきません。

「何があったかはいいから、どんな話をしたのかを教えてごらん」

と再び彼女に尋ねました。



「いままで何人ぐらいの男の人のペニスを見たことがあるの、

と聞かれただけです」と彼女は答えました。



「何人と答えたんだ」

「一万人ぐらいかな、と言いました」

万事休す、でございます。



彼女はAVでは200本ほどの出演作品しかありませんが、

AVに入る前はイメクラの風俗に4年ほど籍を置いておりました。

そこで応対した客の数を入れれば、それは確に一万人を超える

ペニスを見てきたことには間違いありません。



それを彼女は馬鹿正直に、

自分にお金を出してくれる人間には何でも素直であった方が

好感を持たれるに違いない、と考えて「一万人」と答えたのでありました。



「一万人」と聞いてさしもの詐欺男は

アナルに電信柱をブチ込まれたような衝撃をうけたに違いありません。

百や千ならなんとか持ちこたえられたでありましょうに、

「一万人」と聞いたときの詐欺男のショックを思うと、

かえって気の毒になりました。



かくのごとく「口は災いのもと」大物ぶるのには男女の別なく、

泰然自若として艶然と微笑する、のが一番説得力のある所作なのでござます。



タレントの森泉さま(28)が29歳も年上の57歳の既婚者

ハメ太郎に騙されてハメ倒されていたことが発覚いたしました。



先頃の麻木さま、大桃さまのクリトリスを舌先で絡め取った

煽情カメラマンといい、この度の57歳のハメ太郎といい、

このところ舌先三寸で女性をタラシこんでいる熟男が話題となっております。



自慢ではございませんが

女性に金を払ったり貢いでたことがあっても、

金をもらったり貢いでもらったことが一度としてない身としては、

うらやましいより同じ男として心底クヤシイ限りでございます。



野郎どもの面相から感じますのに、

この貢がせ男に共通しているのは「舌使いのうまさ」でございます。

「舌使い」とは「嘘をつくことの巧みさ」だけのことではございません。



それにも増して彼等は「舌使い」に命をかけるほどに

「舌使い」を大切に行なってきたに違いない、

とお見受けするのでございます。



女性は前戯が大好き、でございます。

いくら前戯を長くしても、長すぎる、と感じる女性は少数派でございます。



これで十分だろう、と思えるほどのことをしても

給料を貰う立場の社員と同じく、めったに言葉に出すことはありませんが

「えっ、これで終わりですか」なのが女性の本性でございます。



前戯にあって「最良の武器」となるものは「指」でなく「舌」でございます。

男たちはこのごろでは「アワを吹かせる」ことより

指を使って「潮を吹かせる」ことにご執心でございますが、

前戯の王様は「指」より「舌」なのでございます。



女の娘は体に「舌」を使って愛撫されるのが大好きでございます。

舌をとがらせてまるでペニスのように

グイグイと膣の中に差し入れてくるワイルドな動きも大歓迎ですが、

クリトリスを舌先でペロペロと舐められるのも大のお気に入りでございます。



柔らかい舌先で全身を舐め廻されているとき、

男っておいしい、と心から思えるのでございます。

全身への舌先を使った愛撫は女を狂わせて

体をトロトロにトロケさせるのでございます。



熟年の舌先三寸野郎はこれが出来るのでございます。

なぜならもはやペニスの突きでは若い者にかなわないことを

自覚しているからでございます。

熟年の舌先三寸野郎の舌はアッパレなほど巧濶でございます。



その昔警察の留置場は戸板一枚はさんで女の容疑者も一緒に

同じ屋根の下の檻に収容されていた時代がございました。



ある日、隣の房に30代前半の白いスーツのミニスカートをはいた、

トビッキリの美女が収容されてきたことがありました。



聞けば彼女は関東では有名な知る人ぞ知る女結婚詐欺師という話でした。

忙中閑有り、互いに取り調べのない午後の一刻、

どんな男がタイプなのかを彼女に質問しました。



彼女曰く「ハゲでチビでデブで、できれば鼻の下のヒゲがあれば最高」

そしてブ男ならば一番、の答えが返ってきました。



彼女のこれまでの犯歴はそうした彼女が心底焦がれている

「ハゲでチビでデブで、できれば鼻の下にヒゲがあるブ男」

に貢ぐために重ねられてきたものとのことでした。



何故そんな彼等がいいのでしょうか。

「全身をいいというまで舐めまくって尽くしてくれるから」

というのが彼女の告白でございます。



「ハゲ、チビ、デブ、の鼻の下にヒゲがあるブ男」

はそうしてトコトン尽くさなければ

女に相手にしてもらうことができないから

いいと言うまで必死に頑張る、というのでございます。



まるでシェパードやコリー犬のようにでございます。

そうした男との付き合いは、付き合いっている、というより

「飼っている」といった方が正しい感覚なのだそうでございます。



その女王様気分がなんともいえないから、

性懲りもなく「結婚詐欺」を働いては

「ハゲ、チビ、デブの鼻の下にヒゲがあるブ男」

に貢いでいるとのことでございました。



考えてみれば子供が出てくるようなところに、

いくら巨根自慢のモノを入れてみたところで

タカが知れているワケでございます。



最高のエクスタシーを約束するシェパードやコリー犬の舌先になれた者こそ、

麻木さまや大桃さま、森泉さまといった

極上の貢ぎ物にあずかられるのでございます。



今後我々は「舌先野郎」と言葉たくみに女性を詐欺る男たちを観察するとき、

その「舌先」は全裸全身において駆使されていることに

思いを至すべきでございます。



さていつもながらの中国の話題を二つ、ご紹介させていただきます。



一つは昨年半年にわたって開催された上海万博の収支報告でございます。

参加者数は7300万人と、報道されたように

これまでの万博史上最高の入場記録を達成しております。



当初の計画では上海万博の総投資額は286億元(約3469億円)でした。

内訳は会場建築費180億元(2183億円)と

運営費用106億元(約1285億円)でしたが、

実際にはこの予算は大分、上回ったといわれています。



上海万博による新規消費増加は約468億元(約5677億円)

経済効果は795億元(約9643億円)で

北京五輪の3.49倍と予測されていましたが、

実際はそれ以上の800億元(約9700億円)を達成しています。



今後万博会場の4割の土地は市場に売り出され、

その収入は約2000億元(約2兆4260億円)

に達する見込みといわれています。



経済効果は万博会場のみならず、会場付近住宅地まで及び、

9月初め、その会場付近の土地が卓光ホールディングスという民間企業に

元値の百倍以上の48億元(約579億円)という

破格の金額で落札されました。



日本では2013年、三菱が国産初の100人乗りクラスの

オリジナル旅客機の就航を予定していますが、

中国でも中国国産のC919大型旅客機(150人乗り)を

2016年に就行運行することを発表しました。



「中国商用航空機市場予測年報」によると

2029年の世界の旅客機数は3万5000機に達し

現在の1万7000機の2倍以上になると予測されています。



同時に航空旅客運輸の需要増加への対応と、

現役旅客機70%の交換のために、

今後20年に世界の航空会社は50席クラス以上の新機3万230機、

価格にして約3兆4000億元(約41兆2000億円)を

直接購入あるいはレンタルされると予測されています。



中国市場では今後20年で4400機が新規に必要となり、

その需要に自国が開発するC919をあて、

その勢いをもって全世界にも売って出るという戦略なのです。



ボーイングと欧州エアバスが独占する航空機市場の分野にも

果敢に挑戦する、という国家目標となってございます。



中国のめざましい発展をある時はこの目で目のあたりにし、

ある時は統計データーで読む機会を得て、めまぐるしい成長の早さに

その都度都度に驚嘆させられています。



中国という14億の民が存在する国が隣に存在することは、

我が国にとって最高に幸運なことでございます。

よくぞ中国さまよ、一衣帯水のお隣にいて下さった、と神様に感謝し

この好機を百年に一度の「奇跡」と祝杯したい気分でございます。



中国が隣にいる限り向こう百年は日本の国は安泰である、

のご気嫌気分なのでございます。



にもかかわらず、一部マスコミや言論人がとなえる

「中国敵視論」にくみするがごとき引きこもりの商売人がいることは

残念なことでございます。「中国敵視論」をとなえるアナリストは

これまで中国に関する予測でさまざまな読み違いや、

思惟的な誤報を流してきております。



彼等はまず北京オリンピックが終われば中国経済は崩壊する、

との予想を立てました。

しかし北京オリンピックが終わっても中国経済は崩壊するどころか、

増々の発展を遂げたことはご案内の通りでございます。



次に上海万博が過ぎたら中国経済は崩壊する、

との見立てをたてたのでございますが、

今日においても中国経済の崩壊の兆しは全く見受けられず、

前回の北京オリンピック後の予想と同じく

「的ハズレ」なものとなっております。



中国は日本国内に一度足りとも侵略の足跡を残したことがないのに、

中国侵略論を声高に叫ぶ論客がモテはやされる風潮があることに

違和感を感じるのでございます。



米国は沖縄どころか日本の首都東京のド真ん中の横田に

戦勝国としてぶん取った米軍専用空港を構えて、

今日においても返却するどころか、

東京の空の管制権を以然として握り続けています。



厚木、横須賀と首都東京のノド元に剣を刺すがごとき

米軍が専有する基地は今日においても健在でございます。

沖縄がどうのこうののどころの話ではないのでございます。



日本の首都東京の空と心臓部にあたる横田の広大な土地が、

現在においても戦勝国米軍に占領されているのでございます。

それもこれも日本を守るため、という考えはナイーブすぎる話でございます。



日本を守るために核戦争のボタンをアメリカが押す、

などとは日米両国民でさえ信じる者のない

「神学論争」の領域のものとなってございます。



日本が国として真の独立を勝ちとるための鍵は中国にあります。

中国と組んでアメリカと戦え、というのではございません。

中国の市場をテコに国の独立の基本である「追従を許さない圧倒的な経済力」

をしたたかに構築する道を「往く」のでございます。



繁栄した中国の今日の豊かさは我が国にとっての

「切り札」であり「救い」であり「希望」でございます。

にも関わらず、無益な「中国敵視論」が

バッコしていることを看過できません。



その一つに中国が日本の土地を買いあさっている、

と警鐘を鳴らす声があります。考えてもみて下さい、

中国人が日本の土地や建物を買って所得税や固定資産税を

払ってくれるなんて、ありがたいことでございます。



中国では土地の個人所有が認められず

すべて90年や70年の土地の賃借契約です。

土地の永久的個人所有を認められている日本の土地は財産を残す、

という観点からも魅力的に感じられて

中国人の購入希望が相次いでいるのでございます。



しかし日本の土地建物所有には中国にない盲点がございます。

所有した後でも中国には無い固定資産税という税金が

毎年加算されてかかることでございます。



(今年から中国でも買った家やマンションに

固定資産税がかかるような新しい法律ができました)



この固定資産税を払わなければ10年や20年のうちには

全部お国に召し上げられてしまう、というシステムでございます。

国は「個人所有」といいながらその実、固定資産税という名目で

賃借料をまき上げているのでございます。



また残りは相続税でガッポリと召し上げるという、税の本質的な仕組みは、

国以外、何人にもこの国土を所有させない、という思想でございます。



そうした観点から考えても中国人が日本の土地や建物を

買いあさってくれるのは、所有する限り未来永劫に

税金を払って下さるお立場になっていただけるのですから

誠にありがたいことでございます。



先日、北海道の千歳空港の隣の土地を中国人が買うかも知れない、

と国土防衛の問題を引き合いに出して大騒ぎをしている人達の姿が

テレビで報道されていました。



いざとなったとき、中国人がこの場所から敵対行動をするかも知れないから

中国人の土地所得には絶対反対だ、と叫んでいるのでございます。



痴れ者、でございます。

いざとなったときは、天から中国の核ミサイルが降ってくるのでございます。



中国人が千歳空港や北海道の自衛隊にいかなる戦略をもって攻撃をする、

という読みをもたれているのでしょうか。

コジつけのタワケ話も極まってございます。



現代の戦争は都市テロと核とハッカーによる戦争でございます。

熊とかキツネしか出てこない北海道の荒野で極地戦が展開される、

と大騒ぎをしている誇大妄想の輩は、

一度精神鑑定をなされることをお進めします。



日本の大企業が中国に進出して工場用地として所得している土地が、

中国人が日本で所得している土地の何十倍あるか、

考えてみたことがあるのでしょうか。



また中国人が日本の土地を買いあさっているのは、

水が目的だ、との見立てをする輩もおります。



たとえばそれが水が目的だ、として何か問題があるのでしょうか。

水を中国まで運ぶのはペットボトルやタンクが必要です。

運送する車輛やガソリン、港湾での荷役や船も必要となりましょう。



そうした経済活動が我が国にもたらずプラスを考えれば、

川の水が無駄に大海に流れ出しているより余程有益なことでございます。



おいしくて安全な日本の水道水を飲まずに、

500ミリリットル150円というガソリンの2倍以上はする

高価なミネラルウォーターを飲んでいるクセに、

日本の水を守れ、だなんてよく言うよ、の話でございます。



もはや中国をいたずらに敵視してありもしない恐怖やクライシスを

あおることは止めにすべきでございます。

中国とは表裏一体、喜びも苦しみもともにある、

との考えに腹をくくって立脚すべきでございます。



2月の初旬、所用で九州福岡に二日ほど滞在しました。

福岡の空はどんよりと雲り視界はさえぎられていました。



九州大学応用力学研究所、竹村教授によれば、

空が曇って空気が濁って視界を悪くした原因は

中国から運ばれてきた汚染された空気のせいとのことでした。

大気中の微粒子の数が通常の10倍になっていたのです。



チリや硫酸塩などの大気汚染物質が通常大気1リットルの中に

5万個ぐらいであったものが、約10倍の50万個にもなっていたのです。

福岡市は呼吸器の疾患がある方は、出歩かないように

テレビ等を使って終日呼びかけを行なっておりました。



東京や本州に住む人達は直接中国の大気汚染の影響を

うけることのないままに過ごしていますが、

九州や山口県などに住む人達にとって、

中国から偏西風に乗って時折日本を襲う汚れた大気からの被害は

深刻なものになっています。



もはや中国がいいの悪いのの次元ではなく、自分たちの問題として

中国の大気汚染の問題を考えなければならないのです。



中国の問題は良きにつけ、悪しにつけ、

自分の問題としてふりかかってくる、

という極めて困難な連立方程式が、天のときを得て、

我々日本国民に出題されているのでございます。
















ラジオデイズの番組に出演致しております。

番組のリンクは下記にございます。
・釈徹宗・村西とおるの「色即是空」対談【クリック】
・プロフィールと前回の対談【クリック】




























〜〜最新映像作品のご紹介〜〜

THE真正中出しショータイム4

主演:浜崎りお

監督:村西とおる



奇跡のコラボ「村西とおる×モブスターズ」

下記画像を【クリック】してモブスターズでご覧ください。





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