2011年2月18日
税と社会保障の一体改革を担当する与謝野馨経済財政相は18日のBSフジの番組で、年金について「保険料を10年払ったらもらえるとかも、やっていかないといけない」と述べた。現在は保険料を25年払わなければ年金を受給できないが、期間の短縮を検討する考えを明らかにしたものだ。受給資格を得られる期間を10年に短縮することは、自民、公明両党が無年金対策として提案している。
与謝野氏は「払い忘れた時にさかのぼって納められる要件も考えないといけない」とも言及。国民年金を後払いできるのは過去2年分までだが、それを延ばす考えだ。一方、「わざと払わない人は同情するに値しない」として、保険料を払った人だけが年金を受け取れる社会保険方式を堅持する考えを強調した。
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