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2011年2月18日(金) 19:15 |
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遺伝子治療で東アジア連携
がんの遺伝子治療などを、日本人と遺伝子的に近い中国や韓国など、東アジア全体で研究していくことをテーマにしたシンポジウムが岡山市で開かれました。
これは岡山大学が中心となって中国や韓国などの医療機関、行政などと4年前から共同で行っている取り組みです。 欧米人とアジア人とでは体質が異なり、がんの治療薬の効果や副作用にも差があることから、アジアを中心にして薬を開発する必要があるということです。 シンポジウムでは、前立腺がんになりやすい体質にアジア人に共通の遺伝子の変化があったことなどが報告されました。 今後は、がんの遺伝子治療の臨床研究を東アジアで連携して行い、実用化に向けての研究が進められることになります。
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