硫酸バッテリーに比べ酸の含有率が極めて低い。 |
不燃性および不爆性の特殊電解液を使用している事から事実上殆ど無害(低公害) |
酸性および毒性ガスの発生が殆ど無い |
取扱いにおいて危険性有害性を低下させた |
廃棄処理を容易に、また、酸中和処理も容易にできる。 |
保管管理に特別な処置等が必要ない。 |
清潔かつ安全なバッテリー。 |
■メンテナンスフリー・ローメンテナンス
比重調整・点検の必要なし。(シリコン電解液) |
高温度地域での使用による、補水の必要性を最低減にできる。(シリコン電解液) |
自己放電が少なく、補充電の必要性を低減できる。 |
■経費節約
硫酸バッテリーに比べ充電時間を短縮できる為電力消費を抑える事ができる。(内部抵抗が少ない) |
自己放電は殆ど無く補充電がが少なくて済む為、電力消費を抑える事ができる。 |
使用・取扱い保管が非常に容易になった。(シリコン電解液) |
保守経費を低減、又は0にする事も可能となった。(シリコン電解液) |
極板をサルフェーション(硫化)および劣化から保護。(シリコン電解液) |
バッテリーの寿命を最大に延ばすことが出来た。(シリコン電解液) |
■信頼性の向上
同サイズのバッテリーに比べ容量を大きく持つ事が出来た。 |
バッテリーの品質を落す事無く長く保管が出来るようになった。 |
熱や振動に対する抵抗力を増大できた。 |
過激な使用に耐える事が出来る。 |
広域温度範囲に於いて使用が可能。(シリコン電解液) |
急速充電が可能。電圧リカバリーが速い。(内部抵抗が少ない) |
■硫酸バッテリーとの比較
比較内容 | シリコン電解液 【GREENSAVERバッテリー】 |
硫酸バッテリー |
保守点検間隔 | 必要に応じて【最低限】 | 定期的 |
放置期間に於ける問題点 | 無視できる程度 | 有(自己放電率により) |
比重点検 | 必要なし | 定期的 |
極板の劣化 | 小さい | 大きい |
酸性ガスの発生 | 無視できる程度 | 有 |
極板の硫化(サルフェーション) | 発生しない | 発生する |
寿命 | 長い | 短い |
充電に要するエネルギーコスト | 小さい(内部抵抗が少ない) | 大きい |
充電に要する時間 | 短い(内部抵抗が少ない) | 長い |
自己放電率 | 無視できる程度 | 高い |
低温度作動限界 | -40℃ | -18℃ |
過放電による損傷度合 | 最小限 | 過大 |
自己回復能力 | 非常に速い | 遅い |
振動に対する抵抗力 | 大きい | 小さい |
廃棄処理 | 非常に容易(非危険物) | 難しい(危険物扱い) |
■硫酸バッテリーとの能力比較
比較内容 | シリコン電解液 【GREENSAVERバッテリー】 |
硫酸バッテリー |
酸含有量 | わずか | 33〜34% |
自己放電率 | わずか/月 | 約 5パーセント/月 |
運用最大温度 | 60℃ | 50℃ |
運用最低温度 | -40℃ | -18℃ |
充電により 10.5Vから12Vに達する時間 |
約20分あれば回復 | 回復には長時間必要 |
充電により達する最大電圧 | 13.9V | 12.8V |
一定電流で完全充電に要する時間 | 硫酸バッテリーの約半分程度 | 長時間必要 |
比重 | 1.25〜1.32 | 1.25〜1.28 |
完全充電状態から自己放電により 機能不能となる期間 |
約60ヶ月
(1年に一回の充電で回復) |
約4〜6ヶ月 |
充放電時に発生する有毒ガス | 無視できる程度 | 発生する。(MF式は除く) |
バッテリー内部抵抗の減少度合 | 放電によるも抵抗値の増加はない | 放電より抵抗値は増加 |
再充電可能最低バッテリー電圧 | 3V以下でも可能 | 6Vまたはそれ以上 |