2011年 2月 18日
三豊市詫間町で火災 1人死亡
18日午前、三豊市詫間町で住宅の物置が全焼する火事があり男性が死亡しました。18日午前10時20分頃、三豊市詫間町の無職、磯崎恒雄さん(85)の住宅で物置きから白煙が上がっていると近所の人が消防に通報しました。木造平屋建ての物置約180平方メートルを全焼して火は30分後に消し止められましたが、焼け跡から男性の遺体が見つかりました。磯崎さんは家族5人暮らしで、火事のあと磯崎さんと連絡が取れないことから警察では遺体は磯崎さんとみて身元の確認を急ぐとともに、警察と消防で火事の原因を調べています。

高松市土地開発公社 経理ミス
高松市が全額出資する土地開発公社が市に土地を売却した際に利息を誤って算定し市から代金を少なく受け取っていたことが分かりました。総額は1億7200万円余りに上ります。高松市土地開発公社によりますと1974年から1999年まで市に土地を売った際に、金融機関に支払った利息を少なく計算し実際より安い代金で市に販売したということです。損失総額は25年間で1億7200万円余りに上ります。1998年頃に当時の職員が損失に気付きましたが原因は解明できず、去年秋にようやく分かったということです。公社は「多い時には年間、約800件の契約があり膨大すぎて金額の特定も原因の解明もできなかった」としています。公社は損失分のうち利息を除いた1億3400万円余りを市に請求することにしています。

御津河内産廃処分場 不許可申し入れ
岡山市の産廃処理業者が北区御津河内の山中に産廃の最終処分場の建設を計画しています。18日、地元住民らが業者からの建設申請を認めないよう市に申し入れました。御津河内産廃処分場建設反対会議のメンバーら約20人が、松田隆之環境局長に書面を提出しました。産廃処分場は岡山市の産廃処理業者が北区御津河内の山中に建設を予定しているもので、市によりますと、面積は4.3ヘクタール、がれき類や金属のクズ、廃プラスチック類などが処分対象です。反対会議のメンバーらは対象以外の有害物質の混入や水質汚染を懸念し、計画を認めないよう求めています。現在、市の条例に基づき専門家が審査を行っていて松田局長は「地元の皆さんの不安を払拭すべく審査会に申し入れの趣旨を伝えたい」と答えました。

岡山上海便がナイトステイに
岡山空港の上海便が来月27日から航空機を一泊させるナイトステイを行うことになりました。上海での滞在時間が半日以上長くなります。ナイトステイするのは岡山空港で毎日運航されている中国東方航空の上海便です。来月27日から新しいダイヤとなり、岡山の出発時間が現在より4時間早い午前9時10分に、上海の出発時間も8時間以上遅い午後5時50分になり、現地での滞在時間が12時間40分長くなります。同じ日に高松空港に就航する格安航空会社、春秋航空の上海便に対抗するねらいがあるとみられています。岡山上海便の今年度の搭乗率は61.9%と3年ぶりに60%台を回復しそうで、県ではさらなる利用促進を図っていきたいとしています。

井原高校で卒業式のコサージュづくり
真心込めて作ります。卒業シーズンを前に井原市の高校で生徒たちが卒業式で胸に付けるコサージュ作りに励んでいます。コサージュ作りは井原高校の前身の精研高校時代から続く行事で今年で20回目です。コサージュに使う胡蝶蘭の花は卒業する生徒が1年生の時に種をまき3年間大切に育ててきたものです。園芸科の生徒37人がフラワーアレンジメントの先生の指導で胡蝶蘭やカスミ草などを使って華やかなコサージュを制作しました。来月1日の卒業式では231人の卒業生が心のこもったコサージュを身につけ、学び舎をあとにします。