国土地理院中国地方測量部(広島市中区)は、中国地方5県の昨年10月1日現在の総面積をまとめた。3万1818・34平方キロで、企業用地などの埋め立てにより前年から0・48平方キロ拡大した。マツダスタジアム(南区)の約38個分に相当する。広島県は0・31平方キロ広がり、47都道府県で7番目の増え幅だった。
広島県の面積は8479・58平方キロ。拡大分は広島市佐伯区や呉市などの沿岸部の埋め立てが要因だった。他の4県は、山口6113・95平方キロ(0・06平方キロ増)▽岡山7009・58平方キロ(増減なし)▽島根6707・95平方キロ(0・09平方キロ増)▽鳥取3507・28平方キロ(0・02平方キロ増)。
全国の面積は37万7950・10平方キロで、3・59平方キロ広がった。宮崎県椎葉村と熊本県水上村の境界が定まり、未確定分だった面積をそれぞれに振り分けたため、増え幅は宮崎県が全国1位、熊本県が2位となった。
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