井笠地域を拠点に路線バス事業を展開する井笠鉄道(笠岡市)は創立100周年を迎えた今年、多様な記念行事を企画している。ロゴマークを初作製し、廃線跡ウオークや式典を開催。公共交通と会社の新たな歴史への出発をアピールする。
ロゴマークは、100周年記念キャラクターで「コッペルくん」と名付けた蒸気機関車がメーン。煙突と顔が描かれた二つの車輪で「100」を表現。煙の中に「皆様に愛され、励まされて100周年」と記した。ワッペンやチラシ、横断幕などに用いる。
4月3日には鉄道廃止40周年記念も兼ねた廃線跡ウオークを開催。1971年3月に廃止した鉄道跡地の14キロを巡る。
創立記念日の7月1日には本社(笠岡)で100周年記念式典を実施。笠岡シーサイドモールで写真展も開く。9月25日に笠岡車庫(茂平)で記念フェスティバル。路線バス乗車体験やゲームなどを計画する。
【写真説明】井笠鉄道のロゴマークをあしらったワッペン
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