ホーム > 芸能・社会 > 芸能・社会最新紙面記事

團十郎激怒「私は合点がいきません」

 伊藤被告の初公判で、被告側の証言に不信感を示した市川團十郎=名古屋市の御園座
【拡大写真はコチラ】
 伊藤被告の初公判で、被告側の証言に不信感を示した市川團十郎=名古屋市の御園座

 昨年11月に歌舞伎俳優・市川海老蔵(33)が暴行され重傷を負った事件で、傷害罪に問われた元暴走族メンバー・伊藤リオン被告(27)の初公判が18日、東京地裁で開かれた。検察側は「先輩(元暴走族リーダー)がチョーパン(頭突き)を食らわされたのに怒りを感じ、被害者の顔面を右手で殴りました」とする被告の供述調書を朗読。元リーダー(29)も証言台に立ち、先に手を出したのは海老蔵だったと訴えた。

  ◇  ◇

 伊藤被告の初公判を受け、海老蔵の父で歌舞伎俳優の市川團十郎(64)が18日、名古屋・御園座で上演中の舞台「二月大歌舞伎」終演後にデイリースポーツの取材に応じ、被告側の証言に対して不信感をあらわにした。

 午前中から舞台に出演していたため、裁判の詳細については聞いていないとした團十郎。しかし、被告側の証言で、海老蔵が先に暴走族リーダーに暴行した形だったと語られたことに対し、「詳しくは分かりませんが、そうだとすれば、(海老蔵が)血だるまになって倒れていた時に、なぜ警察も救急車も呼ばないんですか?おかしいじゃないですか」と珍しく語気を強めた。

 さらに、怒りは収まらない様子で「あちらのおっしゃっていることが全部正しいとおっしゃるなら、ちょっと不思議だと思います。救急車も呼ばない人たちの証言が正しいというんですか?私は合点がいきません」と不満顔で続けた。

 團十郎は5日から同所で公演中のため、最近は海老蔵と会話はしていないという。復帰舞台についても「何も決まっておりません」と話すにとどまった。

(2011年2月19日)

ソーシャルブックマーク・RSS・twitter・Facebook

オススメ芸能社会写真ニュース

オススメ芸能社会ニュース






Copyright(C) 2010 デイリースポーツ/神戸新聞社 All Rights Reserved.
ホームページに掲載の記事、写真などの無断転載、加工しての使用などは一切禁止します。ご注意下さい。
当サイトは「Microsoft Internet Explorer 4.x」「Netscape Navigator/Communicator 6.x」以上を推奨しています
Email : dsmaster@daily.co.jp