台風:今年は最少14個

2010年12月21日 19時35分

 気象庁は21日、今年の台風の発生数が14個(平年値26.7個)で、1951年の統計開始以来最少となる見込みと発表した。台風の主な発生場所のフィリピン東方海上に、猛暑をもたらした勢力の強い太平洋高気圧が張り出し台風のもとになる積乱雲の発達が抑えられたのが原因としている。

 気象庁によると、これまでの最少は1998年の16個。また日本への接近数7個(平年値10.8個)、上陸数2個(同2.6個)とも平年値を下回った。同庁太平洋台風センターは「台風は今年は日本付近で太平洋高気圧が強く、なかなか日本列島に近寄れなかった。上陸した2個も日本海側からだった」と説明している。

top

PR情報

スポンサーサイト検索

アーカイブ一覧

 

おすすめ情報

注目ブランド