名古屋市長選:石田氏を民主県連が擁立 出馬表明へ

2010年12月21日 14時6分 更新:12月21日 14時22分

 民主党愛知県連の緊急幹事会が21日開かれ、河村たかし市長の辞職に伴う名古屋市長選に、石田芳弘衆院議員(65)を同党推薦候補として擁立することを決めた。同日午後の党本部常任幹事会で正式決定した後、石田氏が同日夕に立候補の会見を行う。

 出馬をめぐって一時、態度がぶれていた石田氏だが、幹事会に出席して「市長選に敢然として立候補する決意を表明する」とあいさつ。その場で満場一致で推薦が決まった。

 会議後、石田氏は記者団に対し、「やるぞという気持ち。河村市長との対立軸を明確にして市民に選択してもらうために立つ」と決意を述べた。また、牧義夫党県連代表は「非常に発信力のある人で、河村さんよりも分かりやすく市民に説明してもらえる。首長の経験もあり何の心配もない」と語った。幹事会後、石田氏は連合愛知を訪れて立候補の意向を伝え、午後には党市議団とも会合を開いた。

 市長選には、河村市長が11年1月21日に辞職して再出馬することを明らかにし、これに抗議して1人会派の杉山均市議(54)が立候補を表明しているほか、共産党も推薦候補の擁立を模索している。【丸山進】

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