「スーパードライ」に金賞 世界最古のビール品評会、国内大手初 

2011.2.18 17:35

 アサヒビールは18日、国際的なビールの品評会「ブルーイング・インダストリー・インターナショナル・アワーズ(BIIA)2011」で、「スーパードライ」が最高賞の金賞を受賞したと発表した。同社によると、これまで国内の地ビールの受賞はあるが、国内大手の製品が選ばれたのは初めて。

 「ブルーイング・インダストリー・インターナショナル・アワーズ(BIIA)」は1886年に創設された世界で最も歴史のある品評会。9部門32クラスで、世界各国のビールメーカーや醸造所の責任者など計30人が審査し、金、銀、銅賞を選出している。

 今回は世界42カ国から796銘柄のビールが出品され、スーパードライが「樽詰ラガー部門」のクラス2(アルコール度数4.8~6.9%)で金賞となった。

 スーパードライは1995年に英国に輸出を開始。昨年の販売数量は前年比約2割増の40万ケース(1ケースは大瓶20本換算)だった。

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