2011.02.17 OA
「高知県民は、ブリの刺身に緑色の『ぬた』を付けて食べる!?」
「ぬた」はニンニクの葉、白味噌、砂糖、ゆずの絞り汁を混ぜ合わせて作る。昔、山間部では醤油が手に入りにくく、高価な醤油の代わりに手近にあった味噌やニンニクの葉などで「ぬた」を作ったという。脂が乗ったブリの刺身に付けやすいことも理由の1つらしい。
「名古屋市に住む愛知県民の小学生は、味噌のあんをソフト麺にからめた給食メニュー『おぼろみそめん』が大好き!?」
おぼろみそめんの発祥は不明だが、昭和47年から名古屋市すべての小学校で提供されているという。赤味噌、棒はんぺん、肉ミンチ、野菜などであんを作る。ほかにも、名古屋の給食には赤味噌の居酒屋料理「どて煮」をアレンジした「どて丼」もある。
「山形県民は、『みつば』のことを『みつぱ』と言う」
山形を含む東北地方全般では、濁音の前に「ん」という音が入る傾向があり、もともとは「みつんば」と言っていた。ところが、江戸時代に藩主の入れ替えが多かった山形では、他地域から来た武士たちが「みつんば」を「みつぱ」と聞き違えてしまったと推測される。
秘密のケンミンSHOW