« 主夫になりたい、働かずに生きて行きたい | メイン | ムバラクもスレイマンも馘首 »

2011/02/11

鰹漁師のワーキング・シャツ

Dsc_0565

伊豆グルメといいながら、伊豆でもないし、グルメでもない記事で恐縮なんだが、焼津の鰹縞シャツの話題です。前にもちょっと紹介した事があるんだが、おいらが発注していたのが、やっと届いたので、改めてご紹介です。

焼津漁師のワークシャツ「森省鰹縞シャツ」は大正2年より作られている焼津の伝統品です。
スタンドカラーにドルマンスリーブの定番デザインは焼津漁師のステータスでした。厚手の木綿生地は吸汗性にすぐれ、季節を通してご使用いただけます。一着一着の手作りで丁寧丈夫に作られています。背中には「森省鰹縞」のタグ付き。絶対一着は欲しくなるシャツです。
全国で「やきつ家」のみの販売です。

ところでおいら、身体はそんなに大きくないんだが、つうか、足は短いんだが、手が長いわけです。腕が人並み外れて長くて、シャツなんぞもスーパーやデパートで売っている既製品では、XLでも足りない。何度か洗濯するとつんつるてんになってしまうわけで、東京にいた時分には国産でもブランド系のモノを着ていたんだが、ブランドのシャツって、大きめなんだよね。シャツだったらそんなに高くないし。ところが、田舎ではそういうのは売ってないわけで、困っていたんだが、そこで、焼津の漁師が伝統的に着ていたという鰹縞シャツです。


森省商店の森要三さんは1913年創業の2代目で、鰹縞シャツの伝統を守り続けてきた、ただ一人の人で、全国津々浦々にファンが居て、森さんの手作りの味を堪能していました。
しかし、平成13年を最後に引退を決意され、焼津の伝統縫製の灯が消えかけましたが、後継者を育成し、森さんのお眼鏡に適って『森省鰹縞シャツ』『森省魚がしシャツ』は今日も受け継がれ製作されています。
現在森省商店唯一の後継者が、鈴木明子さんです。彼女は一年365日『森省鰹縞シャツ』『森省魚がしシャツ』そして最近では『鰹倶楽部の魚がしシャツ』まで手がけてくれ、一枚一枚丹念に手作業で縫っています。

元が漁師のシャツなので、品物に間違いはない。つうか、無愛想なほどに地味な縞柄と、無地の紺です。値段は、特大でも6300~6720円なので、日本で縫製している事を考えれば高い物ではない。届いたシャツは、ざっくりした荒手の木綿で、確かに大きいですw おいら、持っているシャツはほとんどが採寸して注文で作らせたモノなんだが、腕の長さはほぼ同じ。ただ、胴体部分が無駄に大きいので太って見えますねw ゆとりいっぱいで楽チンです。

ところで、この鰹縞シャツなんだが、なんせ縫製しているのが一人だけなので、全国からの注文殺到でたいへんだそうで、今のところ半年から10ヶ月待ちです。ネットでも買えます

ちょうどその頃、中心市街地活性化を目的に若手経営者でつくる会社(有)商人塾≪ショップ名・やきつ家≫が、鰹縞シャツの存続を森さんに強くアピールし、森さんがその熱意をくんで後継者の育成を約束して頂きました。洋裁の才能を持っている鈴木明子さんの仕事がその眼がねに叶い、現在『森省鰹縞』としてスタンドカラーにドルマンスリーブの定番デザインで、一着一着手作りで丁寧に仕立てて頂いています。
その昔、他所の港で鰹縞シャツを着ていると『焼津から来た人だ』と一目で分かったそうです。厚手の木綿を使い吸水性に優れた使い勝手は、漁師まち焼津の風土が生んだ作業着ゆえの必需性能なのです。

元は、「船ごとに縞模様が違っていて、ひと目でどこの漁師か判別できた」というんだが、今では縞模様は一種類だけです。まぁ、遠州地方には伝統の「遠州木綿」というのがあるわけで、生地だけ仕入れて、どっかで縫製させればオリジナルの縞シャツも出来るというものなんだが、この「スタンドカラーにドルマンスリーブ」というデザインは気に入ってるので、そのうちオリジナルで作ってみようかと思う。ちなみに、基本的に「型紙」というのは著作権ないですw

鰹昆亭の和風だし

鰹昆亭の和風だし
価格:(税込)
発売日:

コメント

ぶっw

羨ましい。
輸入ものの服を着たら、高い確率でそでから手が出ず、肘あたりで蛇腹を作ることになる。
手が長いのは、少なくとも上半身は欧米人サイズなんですね。

最近のシャツは変に腕が細くなっているので、中年体型にとっては着心地がよくないものが多いです。男物でドルマンスリーブなんて、ここしか作ってないでしょうね。

えすの屋さんでロンT買ったら袖がやたらに長くてハサミで切っちゃったんだけど、あれは野次馬さん仕様だったのかw

>つうか、足は短いんだが、手が長いわけです。

 いわゆる、ゴリチックな体型なわけですねw 分かります。

 カメラには詳しくないので、このカメラが何かは分からない。レンズにカニの爪がついてるのは分かる。撮影者の鏡像である、この画像の画角から見て、50ミリぐらいだろうか。それにしても、いやに真新しい勝手口みたいなドアをあけてすぐのところに、こんなに大きな鏡のかかっている部屋って一体なんだろう?

 ・・と、ここまでボンヤリ考えて、ハタと気づいたのですが、これが自画鏡像であれば、右手の指かシャッターにかかっていなければならないのに、かかっていません。つまりこれは他人が他のカメラで撮った画像だと思います。

 ・・・って、鬼の首でも取った様に言うことでもないですね。でも一応投稿。

おっちゃんカッコイイ!

手がゴツイですね。 シャチョーさんの手じゃないみたい。
職人ぽいなぁw

aw さん
ニコンのF3でしょうか・・・
右手の指は目一杯シャッターにかかってますが。

いや~アルジャジーラの映像すごいことになってます
http://english.aljazeera.net/watch_now/

そして、それにも増して日本のメディアのスルーっぷりがすごい!

ムバラク辞任!

民衆が狂喜乱舞。
とりあえず第一段階か。

と思いつつテレビで緊急放送あるかとNHKをつけたら
松本人志プロフェッショナルの流儀( ゚д゚)

緊急掲載: エジプトから帰国したアンダーソン・クーパーの番組冒頭の涙
http://ameblo.jp/shellvalley/entry-10795805163.html


エジプトから帰国したCNNの超人気アンカー、アンダーソン・クーパーの
番組冒頭があまりに熱くて、翻訳しました。

時間がない中での作業だったので、誤字脱字、誤訳が多々あると思います。
ぜひお知らせください。


CNNの映像(英語)の映像はこちらでご覧ください。
http://www.cnn.com/video/?/video/world/2011/02/07/ac.kth.egyptian.deception.cnn


(意訳)
アンダーソン・クーパーがエジプトから帰国後の最初の番組出演

CNNj「AC306」 2/8(火)12:00~ (日本時間)


アンダーソン・クーパー

今日の私の番組1時間すべて、エジプト情勢をお伝えします。

なぜならこれは人が生きるか死ぬかという問題だからです。

とても危険な状態です。

ジャーナリストも次々と帰国しています。

世界の目がエジプトから離れると、監視機能がなくなり、

反体制派は、より簡単に殺されてしまう可能性が高まります。


まず、このビデオを見てください。

石も何も持たない、まったく無抵抗な平和てきな男が

エジプトの警官隊に射殺されました。


(筆者注:CNNjでは数秒程度の紹介ですが、全編がここに掲載しています。

 ただし、かなり衝撃的な内容ですので、ご自身の責任でご覧ください。)

レンズが奥にあるように見えるので55mm 1:3.5ですか?

おいらもこちらでコート買ったとき袖が長くて選ぶの苦労しますた。サイズがあうやつはそでが長過ぎるので、結局ちょっとサイズきつめのきてます。

おーさすがビシッと決まってるなぁ!
タイで死にそうな状況の中、現地報告で盛り上がったのがもうすぐ1年前ですね

エジプトについてバカ丸出しな発言をしないための手引き
A Guide: How Not To Say Stupid Stuff About Egypt

http://anond.hatelabo.jp/20110201222803

カメラはD200、レンズは55mmマイクロです。おいら、指は短くて太い、職人の指ですw 場所は、風呂場の脱衣場です。

 アッー、左右逆転するの忘れてた。恥ずかスィ。すみません。

世の中が「本物志向」になっていく過程ならいいんですけどね
じっくり考えてから行動してもいいと思います
こういうシャツにしてもキッチリ基本を守って作られる
そういうものを大切にしたいですね

>つうか、足は短いんだが、手が長いわけです。
 いわゆる、ゴリチックな体型なわけですねw 分かります。 投稿 阿井卯栄男 | 2011/02/11 23:16
ーーーーーーーーーーーー
つうか、写真で見る限り、そんなに長くはなくて、袖が大きい(豊か)なシャツに見えます。ゴリチックとは言い得て妙です。。。座布団5枚!!
つうか、平和でいいですね。三連休中日の今日は。

御大がちゃんとした縦撮りのフォームで安心した!!!

ダメーバなんぞの写真ブログを見ていると
縦撮りのフォームが脇がら空きフォームで
嫌になるil||li('A`)il||li

はじめてコメントします。いつも楽しく・興味深く読ませてもらっています。
カメラの縦位置撮影のフォーム、隙がなく綺麗ですね。“撮る”という迫力が伝わってきます。

焼津のワークシャツは初めて知りました。職人の手で製造されている“本物”ですね。この伝統は是非とも後世に伝えて残して欲しいものです。

野次馬さんの手が大好きだった彼の手そっくりで、不思議な気分です。
働き者でバイタリティのある人の手ですね。ウフ☆

物の著作権はまた違うとは思うけど、ブログのぱくり騒動は相変わらずあるみたいですね。
http://www.webcreatorbox.com/webinfo/king-unko/
http://e0166.blog89.fc2.com/blog-entry-838.html
見てたら著作権の話で書いてる人もいるようで。
http://kojika17.com/2011/01/copyright-for-the-web-designer.php
対応の方もいろいろ考えてる人がいるみたい。
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2010/11/16/9201
http://phpspot.org/blog/archives/2011/01/post_529.html
http://pc.user-infomation.com/web_desain/de_01.htm

問題のパクリサイトは懲りずにまだやってるみたいだけど、アクセス増やす片棒担ぎたくないのでリンクは貼らないwww
こっそりと覚書のついでにwww

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。

千代姫モールえすの屋店

ルンミーブルースバンド

チョトマテクダサイ
銀河のステップ
戦場のテディベア
るんみぃぶるうす
on the road

最近の記事

2011年2月

ジャンル

アジア
小説
伊豆グルメ
ヨット
三島
カメラ
カリスマ・オーディオ
昭和ポルノ史

通販専用水着屋さん

帆船Ami号

ずっと富士山

ネットで拾った笑い話
人気blogランキングへ
銅版画資料アーカイブ
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28