2011年 2月 17日 |
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国交省に航路存続を要望
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新しい高速道路料金の波紋が広がっています。高松市と玉野市の市長が17日、国土交通省を訪れ、宇高航路存続に向けた支援を要望しました。高松市の大西市長と玉野市の黒田市長は17日午後、国土交通省を訪れ、市村浩一郎政務官に要望書を手渡しました。要望では宇高航路の存続に向けた支援や公共交通に配慮した交通政策への転換を求めています。瀬戸大橋などの本四連絡道路の料金は4月から普通車の平日の上限が2000円、他の高速道路から乗り継いだ場合は、ETCを利用すれば、上乗せ500円を加えた上限2500円、利用しなければ、上限4000円となります。この1年間で二転三転した料金案。去年4月時点では本四道路の料金を3000円とするものでしたが、その後、案が出るたびに安く設定され、フェリー会社は落胆を隠せません。国や関係自治体でつくる協議会は航路存続を目指す計画案を今年度中にまとめることにしていて早急に有効な公的支援が求められています。
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30年に渡り調査行わず指導
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倉敷市の水島コンビナートにある製油所が約30年にわたり法律で定められたすすの測定を行わず架空の記録をつけ続けていたことがわかり、岡山県は17日法令遵守の徹底を指導しました。指導を受けたのは倉敷市のJX日鉱日石エネルギー水島製油所です。製油所によりますと、1980年からガス加熱炉など49の施設から発生するすすの濃度の測定を行っていないにも関わらず、測定器で測ったように架空の数値を記録していたということです。当時の担当者の指示で行われていたもので、会社は気付かなかったということです。不正が発覚したあと製油所ですすの濃度を測定したところ、いずれの施設でも環境基準値の範囲内だったということで、製油所では環境測定に関する作業の見直しと社員への教育を早急に行い、再発防止に努めたいとしています。
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リース契約めぐり集団提訴
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コピー機のリース代金をキャッシュバックすることを条件にリース契約を獲得するのは悪質な商法として岡山県内の個人事業主らが大手リース会社に対し、約3億円の損害賠償を求め岡山地裁に提訴しました。訴えを起こしたのは岡山県内の個人事業主などの顧客151人で、大手コピーリース会社など11社に対し、リース代金約3億円の返還や契約の無効などを訴えています。訴えによりますと、リース会社は岡山市北区の事務機器販売会社が代金のほとんどをキャッシュバックすることを条件に獲得したリース契約を客と結んでいました。しかし、去年8月販売会社が倒産し、条件通りのキャッシュバックが無くなり、客には高額の支払いだけが残ったということです。原告団はキャッシュバックを条件とした商法では客が増え続けない限り経営に息詰まるため、販売会社が倒産することは明白だったとして監督義務のあったコピーリース会社の提訴に踏み切りました。リース代金の多くは300万円から400万円で一般的なリース代金の数倍だったと言うことです。
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香川舞台の映画製作発表
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香川県を舞台にした映画の製作発表会が17日三豊市で開かれました。戦争と平和をテーマにしたこの映画は脚本から製作までを地元の人たちが手がけます。映画「ジュリーの海&空」は戦争と平和をテーマに若い日米の男女の愛と悲しみを描くもので、三豊市などが舞台です。脚本と監督を手がけるのは高松市在住の経営コンサルタントで映画初挑戦の村尾俊二さんです。映画のタイトルになった「ジュリー」は、戦前、日米親善のシンボルとしてアメリカから贈られた青い目の人形の名前で、香川県内では唯一三豊市に残るものです。市内には特攻隊基地の跡もあり、映画はこうした地元の題材をもとに尊い命が失われた歴史的な事実を多くの人に知ってもらいたいと企画されました。出演者やスタッフの多くが地元出身者の映画「ジュリーの海&空」は5月上旬から三豊市や観音寺市などで撮影がスタートし、11月に開かれるさぬき映画祭に出品され、県内で上映されます。
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ひったくり注意報発令
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15日から17日未明にかけて岡山市で5件のひったくり事件が相次いで発生し、岡山県警は県内にひったくり注意報を発令して注意を呼び掛けています。16日午後10時前岡山市南区洲崎の路上で50歳代の女性が歩いていたところ自転車に乗っていた男が後ろから追い抜きざまにバッグをひったくり、現金12万円などが奪われました。岡山市では15日から17日未明にかけて同じ様な手口のひったくり事件が5件発生していて、いずれも2人から3人組の男の犯行と見られています。岡山県警はひったくり注意報を発令し、自転車の前カゴの防止ネットの利用や、人通りの少ない道は避けることなど注意を呼び掛けています。
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信金元係長を送検
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顧客の預金1000万円をだまし取ったとして逮捕された倉敷市の水島信用金庫の元職員は「書類を悪用して着服した」と容疑を認めており、警察では余罪についても調べを進めています。詐欺の疑いでおととい逮捕された水島信用金庫福田支店の元渉外係長、東隆史容疑者(45)は、17日、岡山地検倉敷支部に身柄を送られました。警察の調べによりますと東容疑者はおととし12月上旬、倉敷市で電気工事会社を営む顧客の男性から預金の払い戻しを依頼されたように装って信用金庫から現金1000万円をだまし取った疑いです。警察の取り調べに対し東容疑者は「書類を悪用して着服した」と容疑を認めているということです。信用金庫によりますと東容疑者の着服は総額1億1200万円に上ると見られ、警察では余罪があるものとみて追及しています。
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春の北海道物産展
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北海道で人気のスイーツの店や話題の特産品を一堂に集めた物産展が高松市で開かれています。物産展には北海道から41社が出店し、約600種類の商品が販売されています。このうち今回初出店のふらの牛乳プリンは、とろりとした口どけとほどよい甘さが人気のスイーツです。また札幌市のプルマンべーカリーのカレーパンは、さくさくとした衣と大きめのジャガイモが評判で、買い物客の長い列が出来ていました。このほかウニやイクラなどをふんだんに使った海鮮弁当や、十勝産の肉を特製のタレで焼いたぶた丼など地元で話題の味が実演販売されていて、会場は大勢の人でにぎわっていました。この「春の北海道物産展」は高松三越で今月27日まで開かれています。
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