高橋克典＆Ｓ・Ｒ・Ｓ異色コラボ　テレ朝系「悪党−」主題歌ＣＤジャケットに登場

　俳優高橋克典（４６）主演の連続ドラマ「悪党〜重犯罪捜査班」（ＡＢＣ・テレビ朝日系、金曜午後９時）の主題歌でＳ．Ｒ．Ｓが歌う「Ｒｅａｌ　Ｌｉｅ」のＣＤジャケットに高橋が登場することが１７日、分かった。ＣＤは３月２日に発売される。

　高橋が演じる“狼”のような非道な刑事・富樫と、２００５年の結成当初から「羊の皮をかぶった狼」というコンセプトを持つ注目の４人組ギターロックバンドＳ．Ｒ．Ｓが異色のコラボを実現させた。

　ＣＤジャケットは赤い背景に“羊”の面をかぶった人々と、その中央に“狼”であるドラマの主人公・富樫（高橋）。ドラマと楽曲の双方を象徴する仕上がりとなった。

　「悪党」に登場するのは、犯人逮捕のためなら手段を選ばない最強で最“悪”の刑事たち。だが彼らなりの正義を貫くことで最後は必ず弱者の心を救う。「Ｒｅａｌ　Ｌｉｅ」のイメージやサウンドはそんなドラマの世界観にぴったり重なり、主題歌に起用された。

　高橋は「若い彼らが歌うからこそ意味を増し、深みが出ている楽曲だと思いました。共演者の小泉（孝太郎）君も『この曲、富樫にピッタリですね』と話していました」と大変気に入っている様子。ＣＤジャケットについては「僕一人だけ出させていただいて…他の出演者の皆さんには申し訳ない」と気遣いもみせた。

　１８日放送の第４話では、富樫が５年前にかかわった事件に関連する殺人事件が発生。事件の数日前に容疑者の殺意をかろうじて制止していた富樫は、里中（小泉）から「犯人を野放しにした」と非難され、捜査の途中で謹慎処分に。そして最後には衝撃のラストシーンも。クライマックスに向け、新たな展開が始まる「悪党」に注目だ。