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【芸能・社会】TEE、世界王者粟生とエール2011年2月18日 紙面から
ボクサーから歌手に転身したシンガー・ソングライター、TEE(27)が、23日に新曲「電話で抱きしめて」を発売する。そのストレートな歌詞とハスキーボイスに“KO”されたのが、4月8日に初の防衛戦(東京・両国国技館)に挑むWBC世界Sフェザー級王者の粟生隆寛(あおう・たかひろ)選手(26)。高校時代から有力選手として注目され、親交を深めてきた2人が17日、東京・神楽坂の帝拳ジムでエールを交換し、互いの健闘を誓い合った。 セカンドシングル「ベイビー・アイラブユー」の配信が通算70万ダウンロードを突破し、勢いに乗るTEE。世界チャンプのハートをわしづかみにした新曲「電話で抱きしめて」の着うたフルも、「レコチョク」の16日付デイリーチャートで初登場1位を獲得するなど、早くも大ヒットの兆しだ。 同曲は、自身の過去の遠距離恋愛がテーマ。「夢を追いかけて上京した自分と、故郷に残った当時の彼女をつないだ電話。目をつぶるとそばに彼女がいる気がして、いますぐ抱きしめたくなった」という気持ちをハスキーボイスに乗せて歌い上げている。 粟生は「遠距離恋愛の経験はないのですが、リアルに心に響きました。『ベイビー・アイラブユー』と甲乙つけがたいくらい、いい曲です」と絶賛。さっそくダウンロードして聴きまくっていることを明かした。 TEEは16歳のときに故郷広島の名門・広陵高校でボクシングを始め、国体に7度出場。アテネ五輪の候補生にも選ばれるほどの有望選手だった。高3のインターハイで、当時高1だった粟生と対面。直接対戦することはなかったが、粟生は「この人うまいなぁ、やりたくないなぁ」と思っていたという。 TEEはけがで、大学3年のときにボクシングの道を断念したが、粟生は高校卒業と同時に帝拳ジムに入門。そしてWBC世界フェザー級とSフェザー級王座を獲得し、日本人7人目の2階級制覇を成し遂げた。 TEEは「次々とあきらめてしまう選手がほとんどの中、夢を自らの手にし、そしてさらなる夢を追い続ける粟生選手を非常に誇らしく、またうらやましくも思っています」と尊敬のまなざしを向けていた。 一方で、歌手という新たな夢を追い続けるTEEの姿に感銘し、ファンとして応援し続けてきた粟生は「今、戦っているリングは違うけど、僕もTEE君のように客の心をつかめる熱い試合をしたいと思います。いつか僕の入場曲を作ってもらって、一緒に入場しながら歌ってもらって、会場を盛り上げたりしてみたい。僕は相手を、TEE君はお客さんをKOしたいですね」と強力タッグをもちかけた。 これに対し、TEEも「すごくうれしい」と感激の様子で、「もちろん世界戦当日は観戦しに行くつもりです。声がかれるまで応援したいと思っています。悔いのない試合ができるように祈っています!!」とエールを送った。 PR情報
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