中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > プロ野球 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【プロ野球】

楽天星野監督 佐藤充を熱血指導

2011年2月18日 紙面から

ブルペンでの投球を終え、室内練習で星野監督(右)に呼び止められアドバイスを受ける佐藤充=久米島・ホタルドームで

写真

 楽天の星野仙一監督(64)が17日、久米島キャンプのブルペンで元大リーガーの金炳賢投手(32)と、16日に育成契約したばかりの前中日の佐藤充投手(32)に熱視線。2人が投球練習を終え屋内球技場に移ると、すぐさま追いかけて直接アドバイス。実績ある2人の再生へ意欲をみせた。

 朝からの強風と雨が断続的に降った久米島。しかし、ブルペンで金炳賢と佐藤を見つめる星野監督の視線は熱かった。金炳賢は71球、佐藤は62球を熱投。屋内練習場に向かうと、指揮官も速足で“追跡”。金炳賢には通訳を通じ身ぶりを交えながら「あまり難しく考えずにテンポ良く投げなさい」と助言。佐藤は「ミツル!」と野太い声で呼びかけ「手投げになるな」と指導した。佐藤は「自分でもわかっていることですけど、直接声をかけてもらってうれしい」と顔をほころばせた。

 メジャー54勝、86セーブの金炳賢と中日時代の2006年に9勝を挙げるなど通算11勝の佐藤。星野監督は2人を「星野再生工場」でよみがえらせるつもりだ。「実戦を積めばやれるはず。若手投手が出てくるまではね」と2人の経験値に期待。「復活と言えるのは、実戦で投げてからだ。ブルペンだけじゃだめ。体は復活してもね」と、紅白戦やオープン戦でチャンスを与える意向。テスト入団の2人に全盛期の輝きを取り戻させ、貴重な戦力に変えてみせる。 (後藤慎一)

 

この記事を印刷する

PR情報

Ads by Yahoo!リスティング広告



おすすめサイト

ads by adingo




中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ