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【プロ野球】

佑 ダル真似セットポジション 20日ヤクルト戦でプロ初先発

2011年2月18日 紙面から

ダルビッシュ(手前)と並びキャッチボールをする日本ハム・斎藤=沖縄・名護市営球場で

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 日本ハムの斎藤佑樹投手(22)=早大=が20日のヤクルト戦(名護)でプロ初先発することが決まった。17日は先発デビューに備え、ダルビッシュ有投手(24)とともに4日ぶりにブルペンで投球練習。エースのセットポジションを参考にするなど、すっかり実戦モードに入った。

 当初の予定は20〜30球だったが、気が付けば46球を投げていた。「調子も良かったし、球数は自分の感覚ですね」。快調なピッチングのさなか、視線の先にいたのは3つ隣で投げていたダルビッシュだ。斎藤の目に留まったのはエースのセットポジションだった。

 「(ダルビッシュが)セットで投げていたので、参考にする部分があった」。常時セットから投げるダルに対し、斎藤は走者なしのときはノーワインドアップ。この日は走者を背負った場面を想定し、セット、クイックでの投球を繰り返した。

 「技術面? というよりは雰囲気とかリズムですね。見習うところがある」。斎藤はそう話したものの、技術面でも新しい取り組みに挑戦している。高校、大学時代はセットの際にグラブをへその辺りに置いていた斎藤だが、今キャンプではダルビッシュと同じように胸の前に構える新フォームに変更。慣れ親しんだ形を捨て、さらなる進化を模索している。

 初実戦だった13日の韓国・サムスン戦では1イニングを3者凡退。セットで投げる機会がなかったため、ヤクルト戦では「打たれて学びたい。自分の今のレベルを把握したい」と斎藤。実戦派右腕は初先発のマウンドさえ、新フォームの“実験台”に変えてしまうつもりだ。 (臼杵秀之)

 

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