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元暴走族リーダー「灰皿テキーラ」初証言

2011.2.18 05:05
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 昨年11月に歌舞伎俳優の市川海老蔵(33)が殴られて重傷を負った事件で、傷害罪に問われた元暴走族メンバー、伊藤リオン被告(27)の初公判が18日、東京地裁で開かれる。

 弁護側証人として出廷予定で、海老蔵に暴行されたという元暴走族リーダーの男性(29)が17日放送のTBS系「Nスタ」(月〜金曜後4・53)に出演。「灰皿にテキーラを入れた」「頭突きをされた」と、海老蔵の“酒乱ぶり”を初めて自らの口で語った。

 顔だけモザイクをかけて出演し、海老蔵に「申し訳ないことをした」と謝罪した上で当日の様子を説明。東京・西麻布のビル11階の会員制バーで海老蔵と飲んだ後、リオン被告ら後輩と合流した6階で海老蔵がテキーラを灰皿に入れ、「後輩だったらこれで飲め」と言い放ったという。

 11階に戻った後、男性の髪の毛をつかんで起こそうとする海老蔵に、リオン被告が「いい加減にしてください」と制止しようとすると、海老蔵が「なんだこの野郎。後輩のくせに」と暴言。耐えかねて男性が立ち上がると海老蔵が頭突きをしてきたと説明した。

 男性は最後に、「リオンが私のことを思って手を出したことは理解してほしい」と語った。

 海老蔵はリオン被告と示談成立後の昨年12月28日の会見で、暴力も灰皿テキーラも「記憶はありません」としている。

 初公判では弁護側証人として伊藤被告の妻と母親が情状酌量を訴えるため出廷する。元検事の大澤孝征弁護士(65)は「通常なら懲役1年半の実刑で、示談が尊重されれば執行猶予5年では」との見解を示した。


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