フジテレビ系深夜のスポーツニュース番組「すぽると!」のキャスターを務める同局の三宅正治アナウンサー(48)=月〜木曜担当=が、3月24日の放送を最後に同番組を卒業することが17日、分かった。
2000年から前身の「プロ野球ニュース」キャスターとなり、01年4月スタートの後番組「すぽると!」初代キャスターに就任。野球、サッカー、競馬などスポーツ実況もこなしてきた。
節目の10年を機に卒業する三宅アナは「さみしさがないといえば、嘘になりますが、10年間、完走できた充実のほうが大きい。アキレスけんを切った時も車いすでスタジオ入りした自分を、今は少しだけ褒めてあげたい」と感慨無量だ。
後任には同局の西岡孝洋アナ(35)が決定。98年の入社後、サッカー、野球などのスポーツ実況を担当し、昨年のバンクーバー五輪では男子フィギュアスケート、高橋大輔選手(24)の銅メダル獲得の瞬間を伝えた。
「頼もしい後輩」と三宅アナから太鼓判を押された西岡アナは「大先輩の背中は偉大ですが、アスリートの生の声を聞いた経験を生かし、自分らしく歩んでいこうと思います」と“2代目襲名”へ決意を新たにした。