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大相撲の八百長メール問題で新たに横綱・白鵬(25)=宮城野=の付け人頭を務める三段目の光法(29)が17日、都内のホテルで特別調査委員会の事情聴取を受けたことが分かった。携帯電話メールに関連して名前が出た14人を含む調査対象の92人以外で、聴取を受けたのは光法が初めてとみられる。現在は十両の取組に限定されているメール問題だが、新たな疑惑が浮上する可能性が出てきた。
八百長メール問題で、新たな「疑惑力士」が浮上した。白鵬の付け人頭の光法が、特別調査委員会の事情聴取を受けたのだ。昨年6月に野球賭博への関与が発覚し、名古屋場所を謹慎した光法への聴取は1時間程度で終了し、八百長への関与を否定したという。東京・墨田区の宮城野部屋に戻ってきた際には、「びっくりしました」とだけ話した。
特別調査委員会は今月2日の問題発覚後、メールで名前が挙がった竹縄親方(元幕内・春日錦)、十両・千代白鵬(27)=九重=、三段目の恵那司(31)=入間川=ら14人から事情を聞いた。8日から12日まではこれ以外の全関取ら78人に聞き取り調査を行ったが「疑わしいと断定する事実は出てこなかった」と発表していた。
引き続き15日からこの14人と、全協会員990人を対象にしたアンケートで「過去に八百長を見た、聞いたことがある」との項目に「はい」と回答した6人を合わせた20人から追加の聴取を行う方針を決めていた。一方で、20人以外で新たな疑惑が出た場合には当該の力士を直接、聴取することを明かしていた。
今回、光法が追加聴取を受けたことは、新たな疑惑が浮上したということが濃厚だ。メールで名前が挙がった14人の中で光法の関与を証言した力士、親方がいたことも視野に入る。一方でこの日、発売された一部週刊誌で白鵬の“八百長疑惑”が報じられた。「事情聴取の必要性の判断材料は新聞、週刊誌の報道なども基礎資料としております」と調査委は説明。記事では実名は掲載されていないが、仲介役として光法をうかがわせる内容となっているため、調査委員会はこの記事についての確認をするために聴取した可能性もある。
調査委員会は疑惑力士のメールを解析するために、14人の携帯電話を部屋の師匠を通じて提出することを要望。今回、追加聴取を受けたことで、光法に15人目となる携帯電話の提出を求めることもあり得る。調査委は「様々な情報から事情聴取の必要性があると判断した者から、事情を聴取しております」と明かしており、今後も新たな疑惑力士が出てくることも浮上。事態は混迷の一途をたどっている。
◆光法 賢二(こうぼう けんじ=本名・近藤将大)西三段目筆頭。1981年12月25日、大阪市浪速区生まれ、29歳。宮城野部屋。2000年春、初土俵。最高位は幕下33枚目。横綱・白鵬の付け人頭。昨年夏場所、シコ名を望桜から改めた。同年6月、野球賭博事件に関与したことが発覚し、名古屋場所を謹慎休場した。168センチ、112キロ。
(2011年2月18日06時04分 スポーツ報知)
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