著者近影 |
また本を出しちゃいました。旅行人刊の『史上最強のタイみやげ』税込価格1575円。今度の本は写真いっぱい、カラーいっぱい。しかもこれを読んでタイに行けばプロのバイヤー並みに安い買い物ができるという優れモノです。使った写真だけでも500点以上。10ギガのハードディスクに入りきらないほど、スキャンしてスキャンしてスキャンしまくりました。いやん、スキャンたこ。ブツ撮りはフジのS1です。生データじゃ使い物にならないので、レタッチしてレタッチしてレタッチして(以下略)。 昔ならリバーサルで撮りっぱなしで入稿しっぱなしで済んだんですが、まあ、電子入稿だからこそ、ワタシのような底辺カメラマンでも勤まるんですが。つーか、ここまで来るともう製版職人みたいなもんです。 でも、考えてみればかつてはモノクロはカラーとはまったく別の存在だったわけです。理由は、自分でいじれたから。リバーサルは撮りっぱなしで加工が効かない、プロ用といってもお仕事フィルム、作品として撮るには納得いかない存在だったわけです。たかがスナップでも、光源が複雑なミックス光だったりするとお手上げで、まともな色が出なかったり。 けれど電子化すればカラーでも自分でいじれる。しかもスキャナーで読み込むには、ネガでもポジでも同じこと。むしろラチチュードの広いネガカラーの方が可能性は高かったりします。と、そんなわけで亜細亜浪漫紀行写真館のカラーはぜんぶカラーネガからのスキャニングです。 |
海竜社刊1400円 |
情報センター出版局 |
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旅行人刊 |