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巨人が17日、紅白戦の雨天中止を受け、急きょ宮崎キャンプの練習を休みにした。原辰徳監督(52)の強い意向で休日を1日前倒しし、紅白戦を18日に振り替えた。指揮官は「このスケジュールだけはこなしたかった」という紅白戦で、外国人投手7人をチェック。新チームの骨格づくりに着手する。テストに臨む7人は全員、休日返上で調整し、試合に備えた。
緊急のスタッフミーティングが開かれたのは午前7時。チームバスが出発する2時間以上も前だった。原監督は「今日のスケジュールはどうしてもやりたかった。外国人投手がたくさん投げるし、しっかり見たい。幸い、明日(18日)は天気もいい。チームにとっても得策かなと思った」と降りしきる雨を見ながら、休養日と練習日の入れ替えを決断した。
通常、紅白戦が中止になった場合は室内練習場に移り、シート打撃など実戦形式の練習で補う。急きょ休養日にし、練習日と入れ替えるのは極めて異例。原監督も「僕の経験の中では記憶にないなあ。僕の(現役の)時は雨が降ったら(試合が)中止になっていた」と記憶にないという。
チーム3試合目の紅白戦は、外国人7投手が実戦に初登板する。谷、小笠原や高橋といったベテランも初実戦のため、中止は避けたかった。朝のミーティングを手始めに、選手やスタッフに振り替え日程を通達。2軍の練習場所を旧室内練習場から木の花ドームへ変更するなど慌ただしく動いた。異例の日程変更はコンディションのいい場所でプレーさせ、選手の状態を確認したい指揮官の強い意向が反映された。
紅白戦では先発ローテーション入りを目指すグライシンガー、バニスターを始め、ゴンザレス、トーレス、守護神候補のアルバラデホと2軍のロメロと育成のブライトが登板予定。1軍投手陣の外国人枠は3。18日の試合はサバイバル第1弾となる。登板予定の1軍5人は休日返上で練習。2軍の2人はファームのメニューをこなした。7人全員が登板に備えた。
白組先発で、ローテ入りが有力視される新外国人投手のバニスターは、トーレスと一緒に木の花ドームでキャッチボール。調子は上昇気配で「とにかく興奮しているよ。持ち味をしっかりと出していきたいね」と暗い空を恨めしそうににらんだ。元メジャー右腕を巻き込んだ投手陣サバイバルが幕を開ける。
(2011年2月18日06時05分 スポーツ報知)
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