真央、完全復活へ手応え「シーズン前半よりもいい状態」…フィギュア

フィギュアスケート四大陸選手権のため、台北郊外の桃園空港に到着した浅田真央（共同）

　欧州以外の各国・地域が参加するフィギュアスケートの四大陸選手権は１７日、台北で開幕する。１６日は公式練習が行われ、男子で注目の小塚崇彦（２１）＝トヨタ自動車＝と高橋大輔（２４）＝関大大学院＝は午後の練習で意欲的にジャンプを調整した。同日現地入りした浅田真央（２０）＝中京大＝は１７日の練習から合流の予定。

　地元名古屋から台北入りした浅田は黒の帽子を目深にかぶったいでたちで登場。今季は序盤のＧＰシリーズで苦戦したが「シーズン前半よりもいい状態になっている。やるべきことをやって、世界選手権につながる試合にしたい」と意気込みを語った。

　昨年末の全日本選手権で２位に入り、完全復活の手応えを得た。五輪女王の金妍児（韓国）と約１年ぶりに対戦する３月の世界選手権に向け、ステップアップを期している。初訪問の台湾で「食べ物が楽しみ。試合が終わったら楽しみたい」と話した。