日銀:決定会合始まる 金利据え置きへ

2010年12月20日 21時41分 更新:12月20日 21時46分

 日銀は20日、金融政策決定会合を2日間の日程で始めた。15日の企業短期経済観測調査(短観)などの結果を踏まえ、景気動向や包括緩和の効果を検証する。政策金利(無担保コール翌日物)は現行の年0~0.1%に据え置く見通しで、金融政策の現状維持を決めるとみられる。

 短観では、エコカー補助金終了や円高の影響で、大企業の業況判断DIは製造業、非製造業ともに7期(1年9カ月)ぶりに悪化に転じたが、日銀内では今のところ「景気の足踏みは想定内」(幹部)との見方が多い。

 決定会合では、日銀が見込む「来春以降の景気持ち直し」のシナリオに対し、リスクが強まっていないか意見交換。

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