諫早市のコンビニ強盗事件で強盗と銃刀法違反の罪に問われた諫早市の無職、岡部信一被告(25)の判決公判が31日、長崎地裁であり、内藤恵美子裁判官は岡部被告に懲役3年(求刑・懲役5年)の実刑を言い渡した。
判決によると、岡部被告は昨年10月25日未明、同市のコンビニに包丁(刃渡り約16センチ)を持って押し入り「金ば出せ」と店員を脅して現金27万9000円を奪った。
判決では、パチンコなどで作った暴力団関係者からの借金を返済する資金欲しさの犯行だったと指摘し「身勝手で短絡的な動機や経緯に酌量の余地はない」とした。
〔長崎版〕
毎日新聞 2011年2月1日 地方版