2011 年
2 月
17 日
学校防災林としての機能ですか?…ないです、ハイ。
〜学校の植栽の目的は、砂除け、目隠し、教材を目的にしてございます〜
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先日、中渓宏一さんと井荻小学校の校庭に苗木を植えたことを書きました。品川区でも、生活者ネットの仲間が取り組もうとしています。品川区では、教育委員会が「おもしろい!ぜひ、やりましょう」と乗り気で動いてくれているとのこと。
杉並区の教育委員会は「公共施設の緑化基準がありまして、それにしたがって高木何本、中木何本、低木何本と植栽計画を作って植えているので、途中で木を植えることは難しいですね。こちらから各学校に打診はできませんが、市橋議員から学校にお聞きになることはかまいませんのでどうぞ」と。 品川区と姿勢が違うではないか!
先日、学校の植栽の意味を改めて教育委員会に伺いました。 「まず防砂−砂除けでございます。そして、近隣もございますので目隠し、タケノコのように実がなる木を教材として植える。この3点でございます」 「他には?」 「…?…以上でございます」 「あのぉ、防火の意味は?」 「申し訳ありません。ございません」 「・・・・・・・」
校庭の木に防火の役割を背負わせていないのはなぜ?変だ。 震災救援所となる小中学校の安全と防火の確保は住宅が密集している都会でこそ重要です。校庭に樹木を植える意味合いがどこかに明文化されているのだと思う。どこに書いてあるんだろうか。そこに、「防火」「防災」の文字を入れさせたい。
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