Simon Rutz says K-1 filing bankruptcy(Head Kick Legend)
オランダのサイトmetronieuws.nlで、It's Showtimeのサイモン・ルッツ会長がインタビューに回答。
――5月大会が中止になりましたがなぜですか?
「今年はK-1と一緒にやるはずだった。彼らが財政難だったことが分かり、その結果、予定通りのマッチメイクができなくなった。彼らは敢えて電話にも出ないほど困窮している。もうすぐ彼らは破産を申請することになる。アムステルダム市からもネガティブな発表があり、スポンサーやチケット販売のことを考えると、もはや実現不可能だと判断した」
――K-1が約束を守っていれば大会は成功してましたか?
「It's Showtimeのことを考えるとアムステルダム大会を増やすべきか疑問に思うようになってきた。我々はどこに行っても歓迎されてるし、世界中で11大会を開催する。なのにここでは風評と戦わないといけない。私はとても疲れたよ」
――アムステルダムでは虐げられていると感じていますか?
「もちろん解決させようとはしているよ。自治体から苦情を言われるようなスポーツイベントではないからね。ところが彼らは何をしているかというと、この都市で最大のスポーツイベントを追い出そうとしてるんだからね」
――気が重いですか?
「もちろんだ。ここは私の故郷だし拠点だからね。間違いなく困るよ。しかしこれでは闘うことができない。格闘技団体は多くのエネルギーが必要だ。我々は11人のスタッフで仕事をしていて、そのことで戦うことになったら時には1日16時間働くことになる。そのエネルギーは他のことに使った方がいいかもしれない」
――キックボクシングの大会が排除される理由は何だと思いますか?
「警察が私に言うには迷惑な客がいて彼らはこの地域に集中しているそうだ。そのことが前提にある。そしてこの件に敏感な人物が市長になった」
――アムステルダム市を相手に戦うつもりはありますか?
「フェアな戦いじゃない。弁護士費用や時間も掛かる。私はドン・キホーテではない。向こうは訴訟で公的資金を使うかもしれないし、莫大な金を持っている」
――あなたはアムステルダムで大会をしたいんですよね?
「我々は市長と話し合うか、我々に好感を抱いている次の市長が誕生するまで待つべきなのか? 私は常にアムステルダムに歓迎してほしいけどね」
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K-1の思い出と言えば…最近のアリスターの活躍くらいしかない(笑)